【司法試験】H30合格者ブログ

~僕の失敗、からの更生記~

 



第22話

受験生時代の反省


みなさん、こんにちは。


現在私は選択修習のプログラムを全て終えて、弁護修習でお世話になった事務所でホームグラウンド修習をしているところです。1年弱の司法修習もこれで終わりかと思うとなんだか感慨深いものがありますね。とはいえ、二回試験が控えているのでいつまでもセンチな気分になっている場合じゃないと、必死に勉強をしているところです。


このブログも残すところ今回も含めて2回となりました。なんだかんだ言って1年はあっという間ですね。


今回お話しするのは、あの時今ならこうしておきたかったという反省です。


初学者というのは私自身もそうだったから分かるのですが、メリハリをつけるのがほぼ不可能に近いです。というのも、司法試験に合格した今でこそ試験における頻出分野や力を入れるべき分野が分かるのですが、初めに見た時はどれも同じに見えてしまい、必要な勉強量が膨大であることもあって途方に暮れてしまうと思います。


そのような時に、まずは司法試験予備校の講座に申し込むことにしました。それなりに費用はかかりますが、不合格になった時に失う時間と次の年に受験するまでにかかるお金の方が遙かにかかるので、自分で不安になったら躊躇せずに利用すべきです。その際に、予備校選びは、やはり自分のフィーリングに一番合う所がいいと思います。


ただし、予備校を利用する時に注意すべきなのはインプットの授業を聞いて出来たような錯覚に陥らないことです。これは自信の反省でもありますが、予備校の授業が分かりやすくて頭にスッと入ってくる感覚があって、これなら余裕じゃんと慢心をしてしまいました。


しかし、短答は自分じゃ解けないしおまけに論文の書き方が全く分からず、後々この時期に授業を聞くだけだったことを後悔することになります。私のようなことをしないためにも、論文を書く前哨戦として短答過去問をインプットの授業と並行して行うことを、短答対策にもなるし、頻出分野の感覚を肌で覚えられると思うので、おすすめします。


次に論文対策ですが、処理手順を確立させつつ、インプットも決して怠らないという姿勢が大事だと思います。私の場合、インプットを疎かにしたせいで無駄に合格するまでに時間がかかってしまいました。ですので、一般的にはアウトプット中心にとは言うものの、自分と相談して時にはインプット重視でも全く問題ないと思います。


それと、これも以前申し上げたのですが、法科大学院生などの受験生の間で定番とされている演習書は一応目を通しておくべきだと思います。自分だけ知らないという状態が一番まずいので、なるべく死角を減らすことが合格への近道だからです。とはいえ、流石に定番と呼ばれるものを全部やるわけには行かないのでそこは一科目につきせいぜい1冊か多くても2冊にとどめるべきだと思います。


選択科目の選択については、正直もう一度やるのなら倒産法か国際私法にするかなあと思います。私は予備試験経由で司法試験に臨みましたが、予備試験合格者の場合、夏に対策できる人を除いて選択科目にかけられる時間が限られているので、時間が割と押してきていることを念頭に置かなくてはなりません。


私は労働法を選択したのですが、労働法は覚えれば手堅い分、逆に覚えないとどうしようも無くなるという科目です。多分、今皆さんが思っているより暗記の量が多いと考えていいと思います。私は、王道の労働法でいいだろうと安易に決めてしまいましたが、学習を進める内にあまりの量の多さに徐々に恐怖を覚えるようになり、7法の勉強時間まで圧迫されることになりました。


ですので、暗記は苦手とか勉強時間をそこまで確保できない人は、労働法はあまりおすすめできません。


以上が、私の受験のスタンスの反省点です。読んでいてお分かりかと思うのですが、自分に自信がない状態が続いたためにハーメルンの笛吹きに従うネズミのように受動的な態度が目立ったのが受験生生活を長引かせた原因だと思います。


みなさんは私のようにならないようにお気をつけ下さい。

 

次回(いよいよ最終回)に続く!! 

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