【司法試験】R1合格者ブログ

~法科大学院からの司法試験合格日記~

 

第2話

法科大学院の授業について~その1~

 

 

皆さんこんにちは。今回も前回に引き続き法科大学院のメリットについて少しお話できればと思います。


前回は、法科大学院は受験資格を獲得するのに確実性があるということをお話ししたかと思います。しっかり法科大学院の授業を受けて、単位を取って、修了要件を満たせば受験資格が得られるというのは一つ魅力ですよね。


さて、今回は法科大学院のメリットとして、法科大学院の授業について触れていこうかと思います。


1 法科大学院の授業ってどんな感じ?

皆さんは法科大学院の授業についてどんなイメージを持っているでしょうか。大学とそこまで変わらないのでは?という人もいれば、大学より高度な内容になるんじゃないか?と恐れおののいいている人、より実践的な勉強をすることができるのではないかとワクワクしている人など、いろいろな人がいるかと思います。

ある意味、これらのイメージはすべて正しいと思います。確かに法科大学院では大学の時より専門的なことやより実務的なことを勉強したりもしたりしますが、司法試験の科目については基本的なことから応用的なことまで学びますから、ある種大学で勉強したことを再度おさらいするといったような面もあります(さすがに授業の進行スピードは大学の比ではありませんが)。といったわけで、ある種上のイメージはどれも正しいかなといった次第です。


さて、法科大学院の授業についてもう少し踏み込んでみていきましょう。法科大学院の授業は、大きく分けると①司法試験の主要科目についての授業、②より専門的な内容を扱う授業、③実務的なことを学ぶ授業、④法律科目に隣接する分野についての授業といった感じになるかと思います。あくまで私の大学院をベースに考えているので、必ずしもすべての法科大学院が同じとまでは言えませんが、おそらく大半はこのような感じに分かれているのではないでしょうか。


以下で詳しく①~④を見ていきましょう。


2 司法試験科目の授業って?

司法試験科目の授業というのは、憲法、民法、刑法、行政法、商法、民事訴訟法、刑事訴訟法、選択科目を勉強するものです。簡単に言えば、各科目を全体的に勉強するということです。

未修で入学すれば、1年時に各科目を1周するような形でカリキュラムが組まれるのではないでしょうか(私のいた法科大学院は、行政法と選択科目が2年目からでしたが)。この段階で各科目を体系的に学び、今後の勉強の基礎となるベースを作ります。そして、未修の2年目と既修者の1年目では、ある程度各科目を勉強したという前提の下、少し踏み込んで各科目を勉強するようになります。たとえば、ある判例がどういった事例にまで使えるか、判例の射程を考えたり、少し複雑な事例問題の処理が問われたり、より司法試験に向けた実践的な授業になる感じでしょうか。3年生(既修者でいうと2年目)になると、こういった授業は少なくなり、応用的な授業が少しあるかなといった感じです。

基本的には、司法試験科目の授業は大学の授業の延長線上にあると考えてもよいかなと思います。


3 専門的な分野を扱う授業

専門的な分野を扱う授業というのは、主要科目の中でもより1つのトピックに目を向けてそこを専門的に学んでいったり、主要科目に隣接する科目を勉強することで主要科目の理解を深めるといった感じです。例えば、M&Aのように会社法の中でも組織再編といった分野を中心的に扱うもの、地方自治法といったように行政法と密接に関係する分野を学ぶもの、日常でよく耳にする「保険」についての契約である保険契約を詳しく勉強する保険法や、消費者が買い物をする際に生じうる問題を取り扱う消費者法など、様々な分野があります。

どのような講義が開校されているかは法科大学院によりますので、興味のある分野がある方であれば、気になる法科大学院のホームページやパンフレットを確認してみて開講情報を集めておくとよいでしょう。


4 おわりに

以上、①から②をお話ししてきました。本来ならここで③と④についてもお話ししたいところですが、残念ながら紙幅が尽きてしまいましたので、次回詳細にお話しできればと思います。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

 

次回に続く!

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