【司法試験】社会人合格者ブログ

~司法試験受験編~

 


第2話

獲得目標


みなさん,こんにちは。


今回は,教材の使い方について総論的なところを述べてみようと思います。


皆さんもご存知のように,過去問集,演習書,基本書,予備校テキストといった様々な教材が巷には溢れていますね。これらの教材をどうやって使えばいいのか,私も受験生時代に悩んだことがあります。

そんな中で私が意識したのは,「教材ごとの獲得目標を明らかにする」という点でした。


教材ごとの獲得目標とは,「その教材から何を学び,それをどのように司法試験本番に役立てるのか」ということです。これについては,自分の性格や課題・過去問などを解いてそこから得たフィードバックなどに基づいて決定します。

私の場合は,去年の受験をするにあたって法律学習にブランクがあったので,まずは基礎知識を復習する必要がありました。そこで,予備校テキストを入手し,最初の1~2ヶ月でそのテキストを学習しました。

ここでは,「法律学習にブランクがあった」という私自身の課題に基づいて,「司法試験で必要な基礎知識を記憶喚起する」という獲得目標をその予備校テキストに設定しています。


次に,「論文問題の解き方や考え方が乱れがち」という課題があったので,解説の詳しい論文式問題集を入手して,その問題集を繰り返し解きました。

ここでは,「解答プロセスや処理パターンを身につけることで,試験本番で論文問題の解き方や考え方が乱れるのを防ぐ」という獲得目標を持って,この論文式問題集を解いていました。


それから私は,予備試験の論文過去問も解いていました。なぜなら,予備試験で出愛済みの事項が司法試験にも出題される可能性があり,また,予備試験の論文過去問を解くことで普段使いの論文式問題集の総復習になると考えたからです。

ここでは,「本番での出題可能性に備えつつ,基本問題の総復習を行う」という獲得目標を予備試験の論文過去問に設定しています。


このように教材ごとの獲得目標を自分なりに設定すると,漫然と教材をやることなく当事者意識を持って効率的に学習を進めることができます。


もちろん,教材を使うにあたって獲得目標を定めなければならないというわけでは全くありません。

特に初学者段階では右も左も分からない状況なので,そもそもどんな教材をやったらいいか分からないのが普通です。その場合は,たまたま最初に手に取った本をしっかりやってみれば大丈夫です。学習を進めていくうちに,こんな教材が必要だなというのが徐々に分かってきます。また,予備校を使用する場合は,その予備校の体験授業やテキストのサンプルを見て,何となく良さそうなものを選べば大きく外れることはありません。


ある程度学習が進んだら,当事者意識を持って「何を獲得すれば合格できるのか」を考えると良いという話でした。

 

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