【司法試験】R1合格者ブログ

~法科大学院からの司法試験合格日記~

 


第6話

予備校講座の選び方

 

みなさんこんにちは。前回は予備校の有用性についてお話ししたかと思います。今回は、予備校の使い方についてお話ししようかと思います。


法科大学院で勉強している人でも、予備校の有用性自体を真っ向から否定する人は少ないかと思いますし、前回述べたように一定の有用性はあるかと思います。ただ、法科大学院で勉強している人の中には、予備校を使っていない人がいるのも事実です。


予備校を使わない理由としては、次のような問題があるからではないでしょうか。すなわち、

①法科大学院の授業や課題に時間がかかるため、学外で勉強する時間を確保しきれていないこと、

②法科大学院の学費とは別に予備校代を支払うとなるとお金がかかりすぎる、

これが主な理由だと考えられます。


たしかにこれらは大きな問題とも言えるでしょう。法科大学院の勉強を疎かにして単位を落としていては本末転倒ですし、また、学費に加えて予備校代を払った場合の金銭的な負担はかなりのものになります。ご家族がお金を出してくれたりする場合であればそのような心配は軽減されるでしょうが、自分でアルバイト等をして予備校代を負担するとなるとなかなか大変ですし、そもそもアルバイトにたくさん時間を使えば勉強時間が減ってしまいます。となれば、予備校を利用することを躊躇う人が出てくるのも当然でしょう。


そのような中で予備校を有効活用するには、自分の弱点を把握して、必要な講座を絞るということが考えられます。

 

予備校の講座の中には、基礎を1から勉強する総合講義の形式の講座であったり、択一対策に特化した講座であったり、重要判例を読み込む講座、市販の教材をベースにそれの解説をする講座、刑事訴訟法の伝聞対策をするなどある一分野を集中的に勉強する講座、論文の答案練習をする講座、過去問を検討する講座、司法試験と同じ日程で試験を行う全国模試など、様々な講座があります。これらを全部やろうとすると、お金も100万円を超えることになりますし、何より消化不良をおこして結局回しきれないまま無駄になってしまうのではないかと思います。ですから、まずは予備校を使うとしても、自らの弱点を把握して、自分の足りない部分、自学自習ではどうにもならない所をピックアップして予備校を使うのがいいかと思います。

 

もしそれでもなかなか選びきれないという人は、基礎講座等よりも論文答練の受講をお勧めします。

 

基礎講座については、法科大学院の授業の予習復習をしっかりやれば対応できると思いますし、択一についても過去問の演習で自学することは可能かと思いますが、論文の演習となると自分一人で行うのは大変です。論文の練習は、時間内に初見の問題にどれくらいのパフォーマンスを発揮できるかというのを確認することが優秀なツールです。ただ、一人でこれをやろうとすると、時間にルーズになったり、また、市販の演習本を使おうにもどの問題をやればいいか分からなくなったり、そもそも解説が試験に対応しているのか不安になるものもあったり種々の問題がでてきます。

 

その点、論文答練であれば、ある程度の規模で、時間をしっかり測り、チェックしておくべき論点を中心とした問題を解くことができます。第三者による添削もありますから、自分の答案を解きっぱなしにすることなく、復習の機会が担保されます。また、ある程度の規模があることで、他の受験生と同じような勉強をしているということが、相対評価の試験である司法試験においては強みになります。


予備校の利用方法で迷っている人は、まずは論文答練や全国模試などの受講を考えてみてはいかがでしょうか。


なかなかまとまりがなかったかもしれませんが、是非検討してみてください。

 

次回に続く!

 

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