【司法試験】R1合格者ブログ

~法科大学院からの司法試験合格日記~

 



 

第7話

3月の過ごし方

 

皆さんこんにちは。早いものでもう3月ですね。令和2年の司法試験まであと70日ほどとなりました。ここまで上手く計画通りに勉強できている人、そうでない人様々いるかと思いますが、この時期となると誰でも焦り始めるのではないでしょうか。本日は、あと2ヶ月ほどどのように過ごしたらいいのかということを私の経験も踏まえてお話ししようかと思います。あくまで一例として参考になれば嬉しいです。


この時期になると、新しいことを始めるというには少し時間がないかなと思います。70日である程度8科目を勉強するとなると、むしろ情報を整理し集約していく方向になるでしょう。情報を整理するとなると、新しい基本書を読んだりするよりは、今まで使っていた基本書だったりノートだったりを見たほうが効果的かなと思います。まとめノートを作っている人はそれを見直したりするのがいいかと思います。

 

新しい基本書だったり演習本が出ると最新の議論が載っているんじゃないか、司法試験に出そうな良い問題が載っかっているんじゃないか、他の受験生もこれを読むんじゃないかと読まなければいけないような気になってきます。特に、著名な先生が書かれた本であればなおのことそう思うでしょう。

しかし、司法試験に合格するために必要な能力は、ある程度の法的知識と法的思考能力です。その根底がしっかりあれば、試験本番で見たことない問題が出てきたとしても現場で対応できるようになります。そのような能力を身につけるには何も新しい基本書を読んだりしなくても、今まで自分が使ってきた基本書をしっかり使いこなせば十分身につくものだと思います。ですから、この時期から新しい基本書を読み込もうとしたり、演習本を回そうとする必要はないかなと思います。


また、3月といえば全国模試が始まる時期です。何度かお話ししたかと思いますが、全国模試は司法試験の日程を再現した模試ですので、5月の本番へ向けた前哨戦にはもってこいだと思います。個人的にはこの全国模試は、今の自分の実力をしっかり出し切ることを目標に取り組んでいました。これはつまり、わかる問題についてはしっかり書ききる、初見の問題であったとしても、自分の知識と思考力をもとにすればそれなりに問題が解ける、わからない問題もその場で考えて自分なりの答えを導けるか、ということです。

 

司法試験で全ての論点がわかるということはなかなかないかなと思いますが、それでも普段からそのような事態を想定して論文の対策をしていれば、本番で比較的落ち着いて取り組むことができます。また、そのような姿勢で模試を受け受験生の平均くらいの位置にいれば、初見の問題が出てきたとしてもそれなりにこなせるだろうという自信につながります。そして、自分がわかっていたという問題についていえば、それが良い評価を受けていれば本番でもそのように書けばそう悪い点数はつかないでしょうし、思ったより点数が伸びなければ、改善して試験に臨むことができます。

逆に、普段と違うことをしようとすると、結局自分の問題点がわかりづらくなるかなと思います。中には模試で高得点を取ろうと対策する人もいますが、所詮模試は模試なので、そこまで力点を置く必要はありません。返ってきた結果が良くても悪くても、自分の獲得目標と比較してどの程度の乖離があったかという分析をしっかりすることが一番重要です。結果そのものに一喜一憂しないようにしましょう。


なかなかしんどい時期かと思いますが、ここが踏ん張りどころですので、皆さん頑張ってください。

 

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