【司法試験】R1合格者ブログ

~法科大学院からの司法試験合格日記~

 



第8話

実務修習について


1.はじめに

 

皆さんこんにちは。最近は、新型コロナウィルスなどが流行し、日々の体調管理が非常に重要となって来ました。風邪をひいたりすると、なかなか思うように勉強のペースが取れず、最後の追い込みができなかったり、また、試験本番で風邪をひいたりすると自分のパフォーマンスが発揮できませんから、あと2ヶ月弱と本番が迫っている時期ですから、しっかり予防してください。

さて、本日は、実務修習の事について少しお話をしようかと思います。


2.実務修習について

 

皆さんもご存知の通り、司法修習は、民事裁判、刑事裁判、検察、弁護士の4つについて実際に実務を体験しながら実務について学ぶ実務修習と言うものがあります。この実務修習は、和光での修習と異なり、実務に触れられる点でより法律家としての仕事のイメージを意識しやすく、自分の将来進むべき進路等を決めるにおいてもとても有意義なものになると思います。私も、第一クールが終わり第二クールに突入しましたが、この短期間でもかなり濃密に実務を経験することできました。以下で簡単に実務修習の内容に触れてきます。ただ守秘義務との関係であまり込み入った話をすることができないので、そこはご了承ください。今回お話ししようと思うのは、民事裁判修習と検察修習についてです。


3.民事裁判修習

 

民事裁判修習では、裁判官の目線から民事事件を検討し、実体法的な処理から手続き的な処理まで学ぶクールです。

司法試験の問題では、問題文に記載してある事実については、正しいことを前提としていましたが、民事裁判では両当事者の主張が食い違うこともあり、そもそも前提となる事実の認定そのものが非常に重要となってきます。また、手続的な問題についても、なかなか司法試験では触れられることのない弁論準備手続や送付嘱託や調査嘱託といった手続きについて学んだりします。

今までと勝手が違い、少し迷うところもありますが、当事者の主張を自分なりに考え、いったいどのような事実があったと認定できるのか、また、その事実を認定する上でそれを裏付ける証拠はちゃんと出ているか、証拠そのものをしっかり検討したりするところに面白さがあります。そして、当事者の主張に対し裁判官が一体どのような心証を形成しているのか、それを知ることができる非常に貴重な機会です。

当事者としてではなく、裁判官として事件に触れる事はなかなかできないので、とても面白い修習でした。


4.検察修習について

 

検察修習では、実際に事件を配点され、自らが主導的に当該事件について検察官の立場で動いていきます。裁判修習とはうってかわって自らが当事者としての立場で事件に触れていきますから、どのような証拠が必要なのか、証拠を集めるために必要な捜査としてどのようなものがあるのか、それを自ら考えながら事件処理をしていく必要あります。

例えば、防犯カメラの映像が必要だったりすれば警察の方にお願いして防犯カメラの記録をもらったり、自ら供述調書等をとったりします。

検察では、自らが捜査をしていくと言う視点があるので、刑事ドラマが好きな人や刑事事件が好きな人にとっては、とても楽しい修習だと思います。私自身、まだ数週間程度しか検察庁で修習していないため、まだまだわかりきらないところもありますが、主体的に行動できる楽しさはすごい感じます。


5.おわりに

 

以前も少しお話ししましたが、やはり実務に触れると見える世界がだいぶ違ってきます。先輩の話や、弁護士の先生の話などを聞きながら、自分の勉強は、実務に生きてくるんだとモチベーションの維持に使ってみてください。

 

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