【司法試験】R1合格者ブログ

~法科大学院からの司法試験合格日記~

 

 

第9話

直前期の勉強方法

 

1.はじめに

みなさんこんにちは。そろそろ司法試験まで1月半ほどとなりましたね。この時期ともなると、全国模試の結果などがでてきている頃でしょうか。全国模試の結果に一喜一憂しすぎる必要はありませんが、弱点を発見する良い機会ですの。ただ、漫然と間違えたなと見直すのではなく、なぜ間違えた理由、つまり、全くわからなかったのか、分かっていたけどケアレスミスをしたのかなど、原因を具体的に分析しましょう。


さて、今回は、あと1ヶ月半と迫った司法試験に向けて論文対策と短答対策をどのような割合で勉強したら良いかについてお話ししようかと思います。というのも、この時期になると論文に不安があるけど短答の勉強もしなければならないと焦る時期です。特に全国模試の結果で短答が足切りラインを超えなかった上に論文の成績もよくなかったともなれば、より勉強の配分を迷うでしょう。そういった不安を持っている人たちに少しでもためになれば幸いです。


2.論文と短答の勉強配分について

まず、短答について、お話しいます。短答は、残り1ヶ月半でも結構点数の伸びる余地があります。ただ、時間がないので、過去問を回し続けるというのは、論文との兼ね合いもありますからなかなかオススメできません。個人的には、以前もお話ししたかもしれませんが、短答の中でも抑えておくべき重要な過去問を中心に抑える、苦手な分野を中心的に抑えるという方針が良いかと思います。

 

重要な過去問というのは、予備校が出している短答本の中でみんなが間違えていない問題、つまり正解率の高い問題を言います。短答で足切りを突破するためには、まず基本的な問題を落とさないことが重要になりますから、周りの受験生が取れる問題を落とすとかなりのハンデとなります。短答を勉強していると難しくて解けなかった分野への不安が大きくなって行きますが、無闇に難しいできない問題に走るのではなく、しっかり抑えるべき重要問題を勉強しましょう。もちろん、重要問題といえど、現段階でしっかりと正解できるようであればその問題は確認程度にとどめてもいいでしょう。その辺りは自分の出来不出来にあわせて対応させればいいかと思います。

 

そして、今まで短答の勉強で自分の苦手な分野が何か、把握している人が多いかと思います。自分の弱点がわかっている人は、その分野を対策するのもオススメです。苦手分野の対策としては私が取り入れていたのは、薄めの基本書等でその分野を軽く抑えてからその分野の短答を解くという方法です。苦手な分野ほど理解が甘く、いざという時に知識を正確にアウトプットできないものです。時間がない中基本書を読むのが憚られるという人もいるかもしれませんが、改めて苦手分野を見直すというのも大切です。

 

今年は改正法がでるので民法の対策は大変かと思いますが、この場合でも重要問題、苦手分野という意識を持って勉強するといいかと思います。

 

次に論文についてお話しします。論文は、1通書くとなると2時間ほどかかるものですから、私はこの時期、答案構成にとどめる形で対策していました。試験本番では、答案構成に整理したもの以上のことを書けることがほとんどありませんから、答案構成をするだけでも自分がどのような答案を書けるかなんとなくわかります。答案構成をすることで論文での思考方法を忘れないようにしつつ、自分のできない点を把握できるものですから、有意義なものかと思います。

 

ただ、全く論文を書かなかったわけではなく、週に1通、1時間で解ける程度の問題を書くことで、論文の感覚を養っていました。

 

以上が私の直前期の勉強方法です。配分としては、短答が5〜6割、論文が4〜5割という感じでした。極端に短答ばかりやるというより、短答知識が生きてくる科目もありますから、うまく相互活用しながら対策していました。


3.おわりに

この時期は非常に辛いと思いますが、まずはしっかりとできることを見つめ直して、焦らず自分に必要な勉強をしていきましょう。皆さん頑張ってください。

 

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