【司法書士】乙ちゃんブログ第5回
最初につまずいた法律用語と、剛田武ジャイアン



「吾輩は、40代司法書士受験生である。」



乙ちゃんが民法の学習をはじめて2ヶ月が経つ。
代理,時効,意思表示・・
いわゆる,民法総則部分の講義は一通り視聴し終わった。
物権も終わり,現在は担保物権に入ったところである。
視聴ペースは週2,3コマなので,まあ順調だと思っている。

乙ちゃん自身は,このブログの読者が,
法律的な内容を望んでいるとは“到底思えない”のであるが,担当女史が,
『乙ちゃんさん,“学習日記”と銘打っているにも関わらず,
勉強の“内容の”話がなかなかでてこないのでそろそろお願いしたいですぅ~。

とおっしゃるので,今回は真面目?に学習内容の話をしようと思う。

今回は,乙ちゃんが,最初につまずいた“法律用語”について書いてみる。
(先日,道をあるいていた時に,駐車場の車止めの“ブロック”に
思いっ切り“つまずいて”足をくじいた話とは別の話である。
未だに完治しておらず,年齢を感じている。)


乙ちゃんが民法の学習を始めて,
最初に理解し難かったのは,
「善意」と「悪意」という法律用語である。



「善意」とは「ある事情を知らないこと」をいい,
「悪意」は「ある事情を知っていること」をいう。

民法を学習した方にはおなじみである。

しかしそうではあるものの,この「善意」,「悪意」という用語,
「善」「悪」とあるから,
なんとなく,「善意=良い人」,
「悪意=悪い人」というニュアンスで捉えてしまっていた。


さらに,このような間違ったニュアンスで捉えていても,結構理解が出来てしまう。
「善意の第三者には対抗できない(良い人だから)」し,
「悪意の占有者は果実を返還し,
代価を償還する義務を負う(悪い人だから)」のである。

しかし,このような考えで進んでいくと,
ぶつかるのが「不動産物権変動」である。
内容は“はしょる”が,「悪意」でも登記を備えれば
「善意」の者に勝てるのである。
なので,先ほどのようなニュアンスで理解していると,
「悪い人が登記を備えれば,良い人に勝ててしまうというのはおかしい気がする。」
と思ってしまう。
一方で,「背信的悪意者」という言葉もでてくる。
こちらのほうが「悪い人」というニュアンスに近いのだろう。

そこで,

「はたして「悪」に“良い悪”と“悪い悪”
というものがあるのだろうか?」


などと“トンチンカンなこと”を考えてみる。

思えば,乙ちゃんが子どものころ,近所に“ガキ大将”がいた。
彼は,気に入らないことがあるとすぐに腕力にものを言わせるようなところがあった。
わたしも何度かひどい目に遭ったものだ。
しかし一方で,自分のクラスの生徒が,
他の学校の生徒に絡まれたり殴られたりされると,
飛んで行ってその相手と戦った。
暴力を振るうことを正当化するわけではないが,頼もしく思った。
彼は暴力を振るう「悪い人」ではあるものの,
完全に「悪」とは判断できないのである。

一方で,昨今,問題となっている“いじめ”は違う。
“いじめられている者”が“他の者”から攻撃を受けたとしても,
“いじめている者”は“他の者”と戦ったりはしない。
それどころか,一緒になって複数でいじめを繰り返す。
このような行為は,特に乙ちゃん世代から見ると,卑怯に思える。
“いじめている者”は「悪い人」であり,
完全に「悪」であると乙ちゃんは判断する。

そう考えると,「悪」にも程度の違いがあると思う。

“ジャイアンこと剛田武”は,いつものび太に暴力を振るうが,
のび太の危機には全力で駆けつけ,仲間を守るために敵と戦うのだ!
だから,愛されるのである。
(大長編「のび太の大魔境」参照)。

それなっ(-ω-)/



話が逸れた。

繰り返しになるが,

「善意」とは「ある事情を知らないこと」をいい,
「悪意」は「ある事情を知っていること」をいう。

ので,お間違いにならぬよう。


これが,乙ちゃんが最初につまずいた法律用語の話である。 ⇒to be continued




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