【司法書士】現役司法書士 中山慶一のブログ~司法書士を楽しむ~
第62回「アナログ人間の定款認証
その2」



 こんにちは。司法書士の中山慶一です。

 さぁ、「アナログ人間の定款認証 その2」です(笑)

 はたして、無事、テレビ電話による定款認証を受けることができたのか?はたまた、途中で、やっぱり難しすぎてあきらめたのか?気になりますよね~(笑)

 定款の原案でダメ出しをもらって、ちょっと心が折れそうでしたが、とりあえず、修正した定款をメールして、公証役場に電話しました。

 そう!「今回は、テレビ電話での定款認証でお願いします!」と、言いたいだけです。

 電話すると、事務員の方が…。おそるおそる、「今回は、テレビ電話での定款認証にしたいのですが、僕でもできますか?」って、アナログ人間丸出しの質問をしてしまいました(汗)

 事務員の方いわく、「できますよ。後で、公証人から流れをメールしますので大丈夫です。」とのコト。

 ただ、スマートフォンにインストールする「FaceHub」とかいうアプリがよく分からない。

 ここで情けない質問。

 「あのぉ~、スマートフォンじゃなくて、パソコンでもテレビ電話ってできます?アプリをインストールしてないのですが…。」

 電話の無効でしばらく事務員の方も沈黙…。初歩的な質問をしすぎて戸惑ったのかもしれません(笑)

 ちょっとしてから、クスっと笑われた後、「皆さん、パソコンでされてますよ。アプリは必要ありません。」と。

 ちょっと安心(笑)

 ということで、そのまま電話で定款認証の日付の予約をとることにしました。

 パソコンでテレビ電話をするということは、その時間、パソコンの前に座っている必要があります。外出の予定がない日を選ぼうと思って、希望の日を伝えると、まさかの返事が…。

 「その日は、公証人がテレワークで、定款認証できません。」

 えっ!?こっちが「公証役場に行きたい!」って言っているなら、「公証役場にいないので、その日はできません。」は分かるけど、「テレワークでしょ?こっちもパソコンの前に座るんだから、それこそテレワークが活用できそうな気もしますが…。」よく分からない…公証人さんは自宅で何をしているんでしょうか?(苦笑)

 と、気にしていても前に進まないので、パソコンの前に貼り付けそうな日を予約。とりあえず、公証人さんからのメール待ち。ワクワク、ドキドキです(笑)

 電話を切ってすぐに、公証人さんからメール。早っ!

 ざっと、目を通したところ、意味不明なコトバ。

フェイスハブ(TV電話用ソフト)のTV電話用「URL」をお送りするので、それをGoogle ChromeのURL欄に貼り付けて実行


 きっと、「FaceHub」は、「フェイスハブ」と読むのかな?「Google Chrome」は、グーグルまでは読めるけど…。どこに何を貼り付けるの?う~ん…これは、ヤバそう。

 とりあえず、分かることから…と、赤色レターパックで送るものを準備。

1 発起人からの委任状
2 発起人の印鑑登録証明書
3 謄本交付請求書
4 返信用の赤色レターパック
5 実質的支配者の申告書を印鑑現物で押印する場合は当該申告書


 5は、もうメールで電子署名して送ったから、残りの1~4を郵送。

 そういえば、1の委任状は事前にもらっていたので、合綴している定款案はダメ出しを受けた内容(笑)仕方ない、カッコ悪いけど、捨印訂正で修正するか…。

 レターパックで書類を送った後、電子定款をオンライン申請。このあたりは、いつもの手順なので問題なし(笑)

 残っている作業は、もう、ナイかな…あれ?

認証前日までに、費用の振り込みをお願い致します。振込口座は下記口座です。


 あれ、あれ、あれ。

 費用は事前の振込みなんですね。いつも、公証役場で定款認証後に精算しているので、びっくり。

 しかも、オンライン申請で申請しているのに、ペイジーじゃなくて、本当に銀行振込み。振込み手数料がかかりますね(笑)

 振込みも完了して、さて、そろそろ、「フェイスハブ問題」を解決するか…と思いきや、気になる文面がメールの最後にあるのに気づきました。

なお、CD-ROMは作成せず、オンラインで東京のサーバーに保存されたデータを先生の方で「登記供託オンライン申請システム」からダウンロードして頂くこととなります。


 どういうこと!?ダウンロード?えっ?

 僕は、フロッピーディスク世代。そして、MDまで(笑)

 CD-Rとか避けてきたというか、いつも使っている公証役場では、こちらから持って行かなくても、CD-Rに保存して渡してくれるので、そのままお客さんに渡していたので、自分でCD-Rを使ったことがありません。これはヤバい。

 僕に立ちふさがる2つの壁。

 「フェイスハブ問題」と「CD-Rダウンロード問題」

 はたして僕は無事、テレビ電話での定款認証を終えることができるのでしょうか?そんな中、公正証書遺言のご依頼が来て、結局、公証役場に行く用事ができてしまった僕。なかなか、思うように行きませんね(笑)

 そして、いよいよ。定款認証3日前に来ました公証人さんからのメール。

TV電話用のURLは次の通りです。
https://trial.face-peer.com/・・・・・・


 なかなか、味気ない。

 「委任状は届いているよ!」とか、「振込みは確認したよ!」な~んて、ひとことは、やっぱりナイか…(笑)

 さて、次回は、まさかの「アナログ人間の定款認証 その3」の最終章。この記事を書いている段階では、まだ、定款認証の2日前。2つの壁はまだ大きく立ちはだかっています。次回の最終章に、乞うご期待!


☜第61回「アナログ人間の定款認証 その1」はこちら


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<ブログ筆者の紹介>

中山 慶一なかやま よしかず (司法書士・Wセミナー専任講師)
プロフィール
フルタイムで働きながら、2010年10月に司法書士試験に合格。堺市の個人事務所、大阪市内の司法書士法人で勤務して実務を学ぶ。合格して1年後の2011年10月に個人事務所を開業。以後、葬儀・墓地の相談を中心に、法人等の顧問として活躍。また、法務局の登記相談員として幅広く、登記の相談も受けている。Wセミナーでは、「基本を正確に、そして大切に」が合格への近道である、という自身の経験を基に、圧倒的な指導力で受講生を合格へと導く。
Wセミナーでは、初学者対象の「入門総合本科生(旧 基礎総合コース)」、中上級者対象の「上級総合本科生」、「上級本科生」等を担当している。