【宅建士】
ポストの中心で投函を叫ぶ。


 全国20万の宅建ファンの皆様こんにちは。才間です。

 先日、「ファイナンシャルプランナー3級」の試験を受けて参りました。
 午前・午後の二部構成という長丁場の試験で、宅建試験の時よりも疲弊しました(笑)。 
 当日の17時半には解答速報があり、とりあえず合格。

 やはり人間には、文系・理系という具合に、適性があるのかもしれませんね。簿記やファイナンシャルプランナーといった「理系」は、いまいちコツがわからないので、どうも私には宅建界隈の話の方が合っているようです。
 ちなみに、簿記三級に満点合格をした友人からすると、「宅建は難しい」と言っていました。私は宅建向きらしいので、本当に良かったです(笑)。

 さて、今回も宅建試験知識ネタをお話したいと思います。今回は、「クーリング・オフ」の内容を通じて、「超・重要な書面は、(郵便窓口から)内容証明郵便で発送しましょう」というお話をしたいと思います。

 このクーリング・オフ、以前にもネタとして挙がっておりましたが、買主に認められた権利のことです。内容をザックリ説明すると、「無条件で、契約(申し込み)の解除を行使できる権利」のことでした。

 ク―リング・オフを行使する際には、所定の期間内に、書面にて意思表示を行う必要があります。口頭では、「言った・言わない」の問題に発展する恐れがあるからです。
 そしてクーリング・オフの効力は、教科書的に表現すると「申込みの撤回を行う旨の書面を発した時に生ずる(例えば、書面をポストに投函した時)」ということになっています。つまり、「書面が相手方に到着した時」に生ずるのではないということです。

 なぜこのようになっているのかというと、「夜逃げ対策」だと思ってください。例えば、売主が夜逃げなどをしてしまうと、送付したはずの書面が不着になる恐れが出てきます。こうなると、「(書面を)見た・見ない」になってしまいますので、「書面を発した時」に効力を生ずることにして、お客さんの保護を徹底しているわけです。

 私は受験生当時、「到達主義ではなくて、発信主義なのはよくわかった。でも、『ポストに入れた時』ってどういうこと?ポストに投函したことを、一体誰が証明するの?」と疑問に思っていました。
 強引に映画のタイトルに寄せると、「ポストの中心で投函を叫んで」いたのです(苦しい…笑)。

 「ポストに入れた時」というのは、もちろん教科書的な表現であって、実務的には「郵便窓口」を利用して、発送します。
 やはり、実務的には「内容証明郵便」を使用することをお勧めします。内容証明であれば、文書の記載内容の証明も可能ですので、非常に強力な証拠になります。
 不動産は高い買い物です。できることならクーリング・オフを行使せずに済むのが一番ですが、もしもの時には、この記事を思い出してください。営業担当から、「普通のハガキで送ってくれればいいですよ」などと言われても、間違っても乗らないようにしましょう(笑)。


★さて、ここで一問
クーリング・オフを行使して申込みの撤回を行う場合、書面により行う必要があり、その効力は、申込みの撤回を行う旨の書面を発した時に生ずる。


→正解は、〇
本試験でもこれと似たり寄ったりの問題が出題されます。
「書面を発した時」というのは、実務的には郵便窓口に郵便物を出した時を指しますが、試験的には「ポストに入れた時」と覚えればOKです(笑)。

また次回も、宅建に出てくる知識をもとにお話をしたいと思います。