【宅建士】
仕事や就活との両立


全国20万の宅建ファンの皆様こんにちは。才間です。

今回も、受験生の方から頂戴する「よくある質問」をご紹介いたします。
内容としましては、「仕事や就活との両立は可能か」というものです。

これにつきましても、前回同様「特に問題ない」とお答えしています(ちなみに、私も仕事と両立をして合格をすることができました)。
※ただし、試験に臨む以上、ある程度は頑張る必要はあります。特に、仕事との両立を目指す方ですと「考え事」が増えて、少なからずストレスが掛かると思います。ですから、身近な人を大切にしておいた方が良いでしょう。

「テキストを見ると、とても分厚いので、とても一年や半年で範囲を網羅できると思えない」という趣旨の不安から、上記のようなご質問を頂くのだと思います。

ここでのポイントは、「正答数7割を狙うのか、10割を狙うのか」という所にあると考えます。

たしかに、宅建の試験範囲は膨大です。本気になって、全く余すことなく試験範囲を網羅しようとすると、仕事や就活との両立は厳しいと思われます。極端に言えば「一生勉強が終わらない(いつまでたっても試験本番を迎えられない)」かもしれません。
しかし現実には、テキストに掲載されていることの3割程度は理解できなくていいし、そもそも手を付けなくてもかまわないという分野があるのです。というのは、宅建試験は概ね7割得点できれば合格の試験だからです。

受験生の方の中には、大学に入学したばかりの方など、比較的時間に余裕のある方もいらっしゃいます。そのような時間に余裕があり、一年以上かけて対策できる方々の、「万全を期したいので、45点くらい取れるようにたくさん勉強したい」というニーズにもお応えする必要がありますので、テキストには細かい事項も掲載しています。しかし、それらはいわゆる「Cランク問題」と言われる事項であり、実際には合否には影響しない内容だったりします。
テキストに記載されている事項のうち、「正答数7割」を確保するために必要な項目は、実はそれほど多くないのです。

ちなみに、ここまでずっと「7割でOK」と申し上げておいて何ですが、私はどうしても宅建に合格しなければいけない個人的な事情がありましたので、Cランク問題も熱心に演習し「本番では満点をとってやる!」と考えていた時期がありました。睡眠時間も削って問題を解いたり、予想問題集を枕にして寝たこともあります(笑)。誰よりも過去問を解いた自信がありましたし、予想問題集も7冊くらい買い込んで全部解きました。もう意地でしたね(笑)。

しかし、直前期になると「細かな事項に手を出すと基本的な事項を忘れてしまい、かえって混乱する」という結論に至り、Cランクをはじめとした難しい問題には見向きもせず、「出題傾向を意識したスマートな対策」を心掛けていました。結局、丁寧にやろうとしてもどこかで無理が生じるんですよ。人間なので。

つまり、個人差はあると思いますが、
「時間を掛ければ掛けるほど得点が伸びるかというと、そうとは限らない」
「満点を目指すことで、かえって遠回りをしてしまい、点数が下がる恐れがある」

ということであり、だったら最初から要領よくいこう!という話になります。
満点を目指すから仕事等と両立できないのであって、要領よくやれば両立できるし、合格もできるという結論に至るのです。
人間の記憶力・集中力には限界があります。実は、仕事と両立するくらいが、一番要領良く合格できる方法なのではないかと感じています。


次回からは、「単元ごとの勉強の仕方」にも触れていこうと思います。