【宅建士】
法令とその他の学習指針:全体編
~テキストはほどほどに、過去問をしっかりと~


全国20万の宅建ファンの皆様こんにちは。才間です。

今回からは、「法令上の制限」と「その他関連知識」の学習指針についてお話を致します。
はじめに、全体編ということで、この両科目に対してどのようなアプローチを掛けていくと良いかを考えてみます。両科目共に、似通った特性を持っていますので、まとめて掲載をしたいと思います。

やはり、過去記事において笠松先生ことマーク先生が指針を書いておられますので、こちらも併せてご覧ください。

両科目の攻略法その①:過去問中心の勉強を心がける

この科目は、他の科目と比較すると「とっつきにくさ」があります。
民法に比べるとストーリー性が薄いですし、宅建業法のように親近感の沸く話でもありません。そのため、難解なイメージがあり、なかなか勉強をする気になれないという方もいらっしゃるようです。
しかし、これらの科目を捨ててはいけません。それはなぜかというと、「問題の難易度自体は、それほど高くない」からです。あくまで、これまで聞きなれない内容だから難解に感じるのであって、試験対策の観点から見ますと、他の科目と同じく、「過去問に取り組めば十分に正解できるレベル」なのです。言葉は悪いですが、「きちんと言葉の意味が解っていなくとも、字面を暗記しておけば、なんとなしに解けてしまう」。これが、「法令・その他」なのです。
テキストには、細かい内容も掲載されていますが、過去問中心の演習を心がけてください。

両科目の攻略法その②:正解肢を中心に覚え、5点ずつ程度の得点を目指す

過去問を中心とした演習を心がけてほしいのですが、宅建業法ほど一肢一肢を丁寧に確認しなくても良いと思われます。というのも、宅建業法と比較すると、「内容がとっつきにくく、奥が深い」ため、手を広げはじめると、キリがないからです。
過去問を繰り返していくと、「この選択肢、前も見たなあ」という、「重要な選択肢」が目に付くようになると思いますので、その選択肢を理解するのに必要な知識を固めていってください。
他の細かな選択肢は、無視するくらいでちょうど良いと思われます。

法令上の制限とその他関連知識からは、それぞれ8問ずつ出題されますが、このうち5問ずつ程度(計10問程度)を得点することができれば、合格ラインに達することができます。


両科目の攻略法その③:法改正に注意

法令・その他共に法改正がありますが、試験対策上注意が必要なのが、法令上の制限における「田園住居地域」です。
改正前は全12種類だった用途地域に、「田園住居地域」が追加され、全13種類となりました。この、田園住居地域というのは、ざっくり申しますと「住環境を保護しつつ、農業も推進していこうよ」という地域だとお考えください。田園住居地域には、低層住居専用地域に建築可能な建築物に加え、農業に係る施設が建てられことになりました。農産物の直売所など、一定規模の農業関係の店舗も建てられます。また、あくまでも「住居系の用途地域」という位置づけですので、義務教育施設を定めなければならないというルールもあります。
これと併せて、田園住居地域内の「建物の高さの制限」や「外壁の後退距離」、「建ぺい率・容積率の制限」なども確認しておきましょう。

暑くなってまいりましたが、もうひと踏ん張りです!
次回からは、単元ごとの攻略法を見ていきたいと思います。