【宅建士】
模試や予想問題の活用の仕方


 全国20万の宅建ファンの皆様こんにちは。才間です。
 そろそろ、模試や予想問題集に取り掛かろうという方もいらっしゃるかもしれませんね。そこで、模試や予想問題集の活用方法を考えてみたいと思います。

1.インプットが終わってから取り組もう

 模試や予想問題集は、当然ながら、本試験と同じく50問形式で構成されています。そのため、四科目のインプットが終わってからでないと、解きようがありません。「あてずっぽう」で解いたところで意味がありませんので、まだインプットが済んでいないという方は、先にそちらを終えることを考えましょう。

2.本試験を意識して解こう

①どの問題から解き始めるのか
②概ねどのような時間配分にするのか

 この2点をキチンと考えてから臨みましょう。ちなみに私は、以下のように取り組んでいました。

①解く科目の順序
 宅建業法→その他関連知識→法令上の制限→民法等という順序で解いていました。
 宅建業法は、合格を左右する最重要科目だと考えていたため、存分に時間が取れる試験開始直後に着手しました。
 逆に、民法等は、「考え始めて深みにはまってしまい、他科目に割くべき時間を失ってしまう」という危険を秘めている科目だと考えていたので、後回しにしていました。

②時間配分
 「民法等以外の3科目を1時間程度で解き終えて、残り45分~1時間程度を民法等に使う」というイメージを持っていました。慣れてくると、少なくとも15分程度は「見直し」に時間を充てられるようになりました。

3.点数が悪くても気にしない!復習が大切

①点数が悪くても気にしない
 模試や予想問題集は、「もし本試験で難しい問題が出題されても、うろたえずに対処してほしい」という思いのもと制作されています。そのため、過去問よりも問題が難しめに作ってあるというケースが多いです。ですので、思うような点数が取れなかったとしても、悩む必要はありません。「今後の復習ポイントを洗い出しているんだ」と考えるようにしましょう。

②過去問にはない「新傾向の選択肢」に慣れよう
 「近年の試験は、難化していて、過去問演習だけでは受からないのではないか」という意見も散見されます。
 実際には、過去問演習をきちんと行っておけば合格可能なのですが、何故このような意見が出回っているのでしょう?理由は、近年の試験には、過去問題集にはない「新傾向の選択肢」がちらほら見られるためだと考えられます。例えば、宅建業法を例にとると、こんな内容が「新傾向の選択肢」です。

 「営業保証金の供託額は、主たる事務所(本店)については1,000万円であるが、この額は特例によって700万円に減額されることがある」

 少々極端な例ですが、このような具合です。要するに、「存在しない規定を、あたかも存在するかのように、それっぽくでっち上げる」というのがトレンドのように思われます。
 笑ってしまいそうですが、いざ試験本番でこのようなものが出題されてしまうと、「自分が知らないだけで、もしかしたらこういう規定があるのかも…?」と混乱してしまうかもしれません。このような選択肢を笑って流せるように、模試や予想問題集で鍛えておいてほしいと思います。
 ちなみに本試験では、このような新傾向の選択肢がドンピシャで正解肢になることは、そうそうありません。仮に正解肢になったとしても、いわゆる「消去法」で解けるように配慮されているか、あるいは、そもそもその問題自体が合否に影響しないかのどちらかです。安心してください。

③復習が大切
 模試や予想問題集の復習をする際には、過去問題集の演習と並行して行うようにしましょう。少し難易度が高めの問題と、本試験に沿った難易度の問題とを並行して解くことで、程よく自信を保ちつつ、知識のブラッシュアップをしていくことができます。