【宅建士】
リベンジ受験生へのエール


 全国20万の宅建ファンの皆様こんにちは。才間です。
 呼ばれた気がしましたので、戻ってきました(笑)

 笠松先生ことマーク先生からもお話がございましたが、宅建試験を受験された皆様、お疲れ様でございました。既に自己採点を済ませ、悲喜こもごもかと存じます。
 合格をほぼ手中に収めた方がいらっしゃる一方で、ボーダーライン上の方や「厳しい現実」を目の当たりにしていらっしゃる方など、心中穏やかではない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 そこで今回の記事では、特に「厳しい現実を目の当たりにしていらっしゃる方」を対象に、「来年リベンジを果たすためには、いつから勉強を再開すればよいか」という点について考えてみたいと思います。

 この疑問に対して、あえて「TACで勉強しよう」という回答以外の回答をするのであれば、「しばらくは他の資格の勉強をして過ごし、5月頃を目途に宅建試験の勉強を再開するべきである」とお答えしたいと思います。
 理由は、程よく宅建と距離を取りつつも、宅建の勉強で培った知識とモチベーションを維持出来ることと、(自身の経験から)5月くらいから勉強を開始するのが、早すぎず遅すぎず、ちょうどよい時間設定だと考えられるからです。

 リベンジ受験生の方に見られる傾向として、「しばらく休んで、秋口から勉強する」という選択をする方が目立つように思われます。

 「あと数点で合格だったし、テキスト類は一式揃っているし、講義も一通り聞いてメモも取っているし、目にしたことのない論点と言えば来年度の法改正くらいだから、夏休み明けくらいから勉強を開始すれば間に合うだろう。」

 とお考えのようなのですが、この選択はベストとはいえません。確かに、「あと数点で合格」「資料は既に揃っている」という観点から考えれば、夏休み明けを目途に勉強を再開すること自体は効率がよさそうです。しかし、この選択には「今お持ちの知識や勉強に対するモチベーションを維持することが出来るか否か」という懸念があります。
 勉強の間隔を開けてしまいますと、今お持ちの知識は少なからずぼやけてしまうでしょうし、せっかく習慣化した勉強感覚が抜けてしまうことも考えられます。そうすると、いざ夏休み明けがやってきたときに、勉強が捗らない恐れがあります。安易に「秋口からまた勉強すればいいや」と選択してしまうと、受験を長期化させてしまう可能性があるのです。

 とはいえ、今から宅建試験に向けて勉強を再開するというのは、様々な意味でタフな作業ではあります。そこで、おすすめするのは、「しばらくは他の資格の勉強をして過ごし、程よく宅建と距離を取りつつ宅建試験で培った知識とモチベーションを維持すること」です。
具体的には、次の資格の勉強をお勧めいたします。

・ビジネス実務法務検定(3級・2級)
・ファイナンシャルプランナー(3級・2級)
・簿記(初級・3級)

 これらの試験は、宅建試験で培った知識(法律知識や税金に関する知識)を活かすことや宅建試験合格後を見据える(管理業務主任者試験の対策)ことができ、大変有意義であると考えられます。一度、これらの試験に方向転換し、5月頃から宅建試験に向けた勉強を再開する、ということも選択肢の一つとしてお考えください。
 厳しい現実を目の当たりにして、自信を失いつつある方もいらっしゃるかと存じます。しかし個人的な意見を申し上げますと、合格点-5点くらいの位置にいらっしゃる方は、実質的には合格をしているようなものです。あとは、問題との相性やご自身の体調など、ほんの少しの巡り合わせですので、是非とも培った知識やモチベーションを腐らせることなく活かしていただき、来るべきリベンジに向けて歩みを進めていただけたらと思います。