【宅建士】
『初学者向け』テキストの読み方②


 全国20万の宅建ファンの皆様こんにちは。才間です。

 今回も、テキストの読み進め方についてお話したいと思います。


  ≪才間的テキストの読み進め方 続き≫

③小項目ごとに細切れに読む

 「民法の範囲を全部読んでしまおう」などと考える必要はなく、もっと狭い範囲に区切りましょう。例えば

 ・「今日は代理(民法の1単元です)の項目を読もう」
 ・「今日は意思表示(同)のうち、詐欺と強迫の部分だけ読もう」

 などという具合です。
 理由としては、ガッツリやると「振り返ったときに何も残っていない」ためです。
 何を隠そう私がまさに「ガッツリ派」だったのですが、これはとても覚えられん!と挫折しました(笑)
 先のように細切れに読んでいけば、勉強に対する心理的な壁が低くなり、学習したことを振り返る余裕も生まれ、脳に定着させやすいです。


④読んだら即、過去問

 テキストを読んだら、間をおかず該当箇所の過去問題を解きましょう(厳密には、解くというよりも「読む」なのですが、そのあたりはまた次回)。
 今回は、「テキストと過去問を往復することを習慣づける」ということをお伝えしたいと思います。テキストと過去問はワンセットなのです。
 よく、「問題集は試験直前に仕上げとして解けばよい」「まずはノートにまとめないと…」という方がいらっしゃいますが、標記の通り「読んだら過去問(ノートまとめは最小限でOK)」です。では、なぜテキストと過去問をワンセットにすべきなのかというと、次のとおりです。

 ・出題の形式を知ると、重要ポイントがクリアになり、テキストが読みやすくなる
 例えばテキストに、

  「A規定は○○という結果になり、B規定は△△という結果になる」
 
  「関連事項として、Cという規定もあり、□□という結果になる」

 と記載があるとします。
 読み始めた段階では、試験対策上どこを押さえればよいかわからないので、覚えようがありません。
 そこで、過去問を覗いてみますと、

 「Aという規定は『△△』という結果をもたらし、Bという規定は『〇〇』という結果をもたらす」

 という問題が繰り返し出題されていることがわかってきます。
 これを踏まえて、

 「結果の部分が逆になっている→当該部分を重点的におさえればいい」
 「C規定はあまり出ていない→深入りしない」

 という指針が立つわけですね。
 こうすると、テキストが読みやすくなります。

⑤読んだあとは辞書として活用

 「テキストを何回読めばいいか?」という質問を受けることがありますが、「問題演習の進捗次第」とお答えしています。
 要は、「問題を解いていて分からない箇所があれば、その都度、テキストなり解説で確認する」「覚えたという確信があるのであれば、テキストを何回も精読する必要はない」ということです。テキストは標記の通り、問題を解くための辞書として活用すると考えればよいでしょう。

 次回は、過去問題集の活用の仕方をお伝え致します。