【宅建士】
回転数を上げるために


 全国20万の宅建ファンの皆様こんにちは。奇数月担当の才間です。
 最近すっかり暑くなりましたね。趣味のランニングをするにも厳しい季節になってきました。また今年もこの季節がやってきたか…という感じです。
 前回は、復習時の留意点をお伝えしましたが、今回も引き続き留意点を検討していきましょう。今回は特に、「回転数を上げる(復習を繰り返す)」ためにはどうしたらいいのかを検討していきます。

 回転数を上げるためには、必然的に時間を要します。しかし現実には、仕事に従事しておられる方をはじめとして、勉強時間の確保に苦慮している方も多いのではないでしょうか。
 一体どうすれば時間を確保し、回転数を上げることができるのか…?ざっと思いつくのは次の通りです。

①単純に、時間を捻出する
 外出先への移動時はもちろんのこと、就寝の前後や入浴時、場合によってはトイレの時なども、勉強時間として活用することが可能です。例えば、お風呂に入りながら、「詐欺と強迫の違い」を(頭の中で)まとめ直してみるのも一つの手でしょう。
 これまでは何気なく過ごしてしまった場面でも、勉強時間として役立てることができるはずですので、意識していただけたらと思います。

②速度を上げる
 テキストを読む速度や問題を解く速度が上がれば、その分だけ時間を他事に回すことができます。「そんな無茶な」と思われるかもしれませんが、人間って、時間を意識することによって、意外なほどに処理速度が上がるものなんです。
 そこでおすすめなのが、「ストップウォッチ」で時間管理をすることです。私事で恐縮ですが、実は私も資格取得の勉強をする際にはストップウォッチで時間を測りながら復習作業をすることにしています。これをやるのとやらないのとで、意外なほどに処理の速度が変わってきます。やはり「追われている感」があると効いてくるのだと思います。

③分かり切っていることは放置する
 例えば「『絶対に間違えない』という自信のある論点については、これ以上トレーニング(問題集)に着手しない」「答練の解説書を読むときには、明らかにわかり切っている問題の解説は読み飛ばしてしまう」というのも一つの手です。
 理想としては(「わかり切っている」と思っていても案外抜けていることがあるかも知れませんので)何事も丁寧に事に当たっていただきたいのですが、時間がないのであれば仕方がありません。

 いずれにせよ、「×を○にする作業に特化する(わからない論点を理解することを心掛ける)」ことを意識してください。ついつい、「わかり切っていることを何度も深める(確実に解ける問題を何度も繰り返すなど)」ことに逃げてしまいがちですが、そればかりではダメですよ!

④手が回らない論点は捨てる
 場合によっては学習量を削って時間を捻出する必要もあるでしょう。要は、「手が回らなさそう」と感じられる論点についてはいっそのこと捨ててしまって、その時間を他の論点に投入するということです。
 特に民法等に関しては、初学者の方をはじめとした勉強慣れしていない方には負担が大きく、既に「手が回らないかもしれない」感じられる論点が出てきているかもしれません。今年は民法改正があったため、できれば民法等を味方につけていただきたいところですが、手が回らないのであれば致し方ありません。他科目で勝負することも視野に入れましょう。実際、私が担当させていただいた受講生の方でも、「民法が不得意だったけど、他科目で勝負して、合格した」という方がいらっしゃいますので、ご安心ください。


 ではまた9月にお会いしましょう!