【宅建士】
過去問題集の使い方


全国20万の宅建ファンの皆様こんにちは。奇数月執筆担当の才間です。

相変わらずウィルスの収束の見込みが立ちませんね。
「夏になったら熱で死滅してくれるんじゃないかな」という淡い期待を抱いていたのですが、残念ながら「ジメジメとした環境で繁殖する」ことが彼の持ち味のようです。
様々思うことはありますが、試験まで残りわずかとなりましたので、何とか走り切りましょう!

さて、毎年この時期になると、「勉強が間に合わない!」と開き直る悩む方が出てきてしまうものですが、時間を有効活用すればまだ間に合いますので、このあたりの記事もご覧いただきつつ、何とか頑張りましょう。
今回は過去記事で触れていない、「過去問題集の使い方」についてのご提案をしたいと思います。

山積みされた過去問題集を見ていると、「これ、どこから手をつればいいの?」という気持ちが湧き上がってくるのではないでしょうか。恐らく、多くの方が同じことを感じておられることでしょう。
皆様はどのように過去問集を活用していますか。この時期は、特に「主要単元の取りこぼしを無くす」ことを意識しながら、問題演習をしていただきたいので、その点を踏まえながら検討していきます。


●あまりお勧めしない過去問集の使い方
「真面目に一から全問題に付き合う」

★メリット★
単元毎の理解を深堀りするのに有効

★デメリット★
時間的にも精神的にも、全範囲を消化できなくなる恐れあり

この方法は、「知識の正確さを磨く」という点では有効だと考えられます。
全問題に取り組むわけですから、似通った論点の問題を複数回解くことになり、その過程でより強固な知識を定着させることができることでしょう。
しかし、時間制約の関係で、「全問題を消化できず、多くの単元を取りこぼしたまま本試験を迎えてしまう」という事態が起きかねません。また、それ以前の問題として、「一体いつになったら全範囲を終えることができるのか見当がつかず、精神的に苦しくなる」ことも考えられます。
こうなると結局、点数が伸び悩んでしまいます。手つかずの論点は、ほぼ確実に失点してしまうわけですから。


●おすすめの過去問集の使い方
「単元毎に、2~3問をチョイスしながら解いていく(特にAランク問題を優先する)」

★メリット
特定の単元をごっそり取りこぼしてしまうという事態が起きにくい。精神的にも楽。

★デメリット
知識の正確さを磨きにくい

例えば、「宅建業免許の単元から2~3問解く、宅建士の範囲から2~3問解く…」というように、少量の問題をチョイスして解いていき、多くの単元に触れていくという方法です。
この方法であれば、特定の単元を取りこぼすという事態を避けやすく、また、終わり(目標)が見えやすい分、精神的にも楽だと考えます。
一方で、真面目に一から向き合う方法に比べると、単元毎の演習量で劣るため、知識の正確さには欠けます。この点については、過去問題集を解く際に、「選択肢すべてをきちんと検証しながら、勉強を進める」という意識を持つことが有効です。例えば、問題を解いている際に、「選択肢1が正解肢だ」とすぐに分かったとしても、選択肢2~4もキチンと確認をしてみましょう。そして、「類似項目との比較」を意識しながら、「これらの選択肢は、なぜ正解肢ではないのか。どのような点に誤りがあるのか。」を考えてみてください。
このような勉強を繰り返すと、より正確な知識を身につけることができ、個数問題の対策になります。


どちらの方法も一長一短ありますが、この時期は、限られた制約の中で取りこぼしがないようにしていくこと、が大切ですので、頑張っていきましょう。