【宅建士】
宅建試験を受ける意味②


みなさん、こんにちは。前回に引き続き、山口です。
私が宅建士試験(当時は宅建主任者でした)の学習をして良かったなと感じたのは、「法令上の制限」の科目です。
確かにこの科目は、専門的な用語や数字の暗記をしなければならず、負担が大きいかもしれません。しかし、学習する内容は身近なところに適用されていますから、意識していれば、街を歩くのが楽しくなるはずです。

横浜
(1)JR横浜タワー
横浜は2009年に開港150周年を迎えたことで、「エキサイトよこはま22(横浜市周辺大改造計画)」がとりまとめられました。これは、横浜駅周辺地区において、さらなる国際化への対応・環境問題・駅としての魅力向上・災害時の安全性確保などに取り組み、「国際都市の玄関口としてふさわしいまちづくり」を進めるための指針となる計画です。
そして、2014年に「横浜駅西口駅ビル計画」が発表され、JR横浜タワーが2020年6月にオープンしました。JR横浜タワーは、横浜駅直結となる地下3階、地上26階、延床面積約9万8000㎡の高層ビルです。地下1階~地下3階は「CIAL横浜」、1階~10階はショップ&レストランの「NEWoMan(ニュウマン)横浜」、8階~10階はシネコンの「T・ジョイ横浜」と商業施設のスペース。12階~26階はオフィスビルとなっています。

(2)みなとみらい
1979年に「横浜市都心臨海部総合整備計画」基本構想を発表、1981年に一般公募により事業名が「みなとみらい21」に決定され、1983年に「みなとみらい21」事業として着工に至りました。
みなとみらい地区は各地区に分かれており、各地区はそれぞれ、小さなまちづくり計画である「地区計画」に基づいて整備・開発されています。TAC横浜校がある「横浜スカイビル」は横浜駅東口地区(68街区)に位置しています。

渋谷
渋谷駅周辺は100年に一度といわれるほどの大規模な再開発が行われています。2012年4月に開業した渋谷ヒカリエから始まり、2020年1月時点で、3つの再開発プロジェクトが進行しています。
東京は1964年の東京五輪の開催に向けて、道路の舗装や拡幅、下水道整備が進み、新幹線と首都高速道路も開通しました。
これに伴い、渋谷は国立代々木競技場や代々木公園などが整備されましたが、首都高速道路とその下の国道246号により南北に分断され、歩道橋で接続されることになりました。TAC渋谷校にお越しいただいた方はご存じと思いますが、昨年、駅や商業施設を結ぶ「空中回廊」となる歩行者用の接続デッキが開通し、エレベーターも複数設置され、利便性が高まりました。
TAC渋谷校に向かう際に通る空中回廊からは、再開発プロジェクトの一つである「渋谷駅桜丘口地区」の建設現場がよく見えます。これは、「渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業」という都市計画に基づくプロジェクトです。従来よりも容積率・建蔽率・高さ制限を緩和することにより、A地区では地上39階、B地区では地上29階の高層ビルが完成する予定です。

東京駅
TAC八重洲校の最寄の東京駅は、2012年10月に開業当時の赤レンガ駅舎の姿に復元されたものです。復元工事費用は約500億円でした。
その資金は、「特例容積率適用地区」制度に基づく「容積率移転」によって調達されました。現在の東京駅は、開業当時の姿を復元したため高層化されません。このような場合、高層化されなかった空中部分(未利用の容積)を他の敷地に移転し、土地の有効利用を実現しようとするのが「特例容積率適用地区」制度です。
JR東日本は、東京駅の残余容積率(空中権)を東京ビルディング・新丸の内ビル・丸の内パークビルディング・グラントウキョウ等の超高層ビルに移転(売却)することで、復元工事に必要な資金を調達しました。なお、現在、特例容積率適用地区が適用されているのは、東京駅のある「大手町・丸の内・有楽町地区」のみです。

いくつか具体例を挙げてみましたが、いかがでしょうか?具体的にイメージできるほど、理解度も上がってきます。ぜひ興味のある場所や施設を調べてみてくださいね。
特に、学習した知識を試験だけでなく、デートスポットで小出しにすれば、お相手から煙たがられる尊敬されること間違いなしです!笑