【宅建士】
サブリース(転貸借契約)


皆様こんにちは。奇数月担当の田島です。

今回のテーマは「サブリース(転貸借契約)」について書いていきたいと思います。
簡単に言いますと「借りたものをさらに人に貸すこと」です。
図にすると下記のようなイメージです。
サブリーズ
最近は、銀行にお金を預けてもあまり利息がつかないので、不動産に投資して家賃収入で資産運用する人も増えてきております。
但し、不動産を購入して家賃が入ってくる状態は永遠には続きません。
入居者はいずれ退去するものです。退去後、原状回復して、入居募集をして、入居が決まるまでの間は、家賃が入ってこない状態になります。

不動産を購入する際には、金融機関から融資を受けて物件を購入することが多いと思いますので、空室でも毎月、金融機関に返済していくことになります。
空室期間が長引けば最悪、自分の貯金を切り崩して返済していかないといけない状況になるので、リスクもあります。
さらに、不動産を維持するには、金融機関への返済以外にも管理会社への管理費や固定資産税、マンションの場合ですと管理費や修繕積立金、故障した際の修理費等と、様々な経費が掛ってきますので、家賃が毎月確実に入ってくることが物件所有者の心の安定剤になるのです。

そこで確実に家賃を得る方法としてサブリース(転貸借契約)を行う業者(サブリース業者)と賃貸借契約を締結して、「家賃保証」という安心を得る事を選択する人もいます。サブリースに関しては住居のみならず事務所、店舗に関しても取扱いをしている業者がいます。飲食店舗を専門に取扱う業者、民泊を専門に取扱う業者など様々です。
但し、「家賃保証」と言いつつ、時代の流れによってその保証が無くなることもあります。
上図を参照に説明しますと、B(賃借人)がC(転借人)に、賃料15万円で貸すことができず、12万円で貸すとします。
この場合、B(賃借人)がA(賃貸人)に、賃料10万円を支払うことはできますが、B(賃借人)の儲けが減るので、A(賃貸人)への10万円の賃料を8万円に減額する場合もあります。
また、C(転借人)が決まらない場合でもB(賃借人)はA(賃貸人)に毎月10万円の家賃を支払い続けなければなりません。
その期間が長く続くようになると、B(賃借人)はA(賃貸人)との賃貸借契約を解約することもあります。
このように、「家賃保証」を安心材料として締結した賃貸作契約も、様々な理由で急に打ち切られてしまうリスクもありますので、不動産投資をする際には、様々な事を考慮しないといけません。

最近は、不動産投資をしてオーナーになった方が、宅建士を取得するケースも増えているようです。宅建士の試験科目には「民法」「税金」「建築基準法」等様々な科目があり、興味を持ちながら学習できるかと思います。
興味を持ったことにチャレンジして自己投資していくことは素晴らしいことです。
自分で得た知識、経験は盗まれることがないですからね。