【宅建士】
試験直前チェック事項



皆さんこんにちは。山口です。

いよいよ本試験日が近づいて参りました。
まずはこのコロナ禍で不安な状況にもかかわらず、学習を継続してこられたご自身を褒めてあげてください。
その上で、以下の視点から総復習してみましょう。

1.民法等
事例問題が多いので、正確な知識で判断するだけでなく、当事者の気持ちになって問題文を検討することも大切です。そうすれば、見たことのない問題であったとしても、正解を導けます。
⬤契約の有効要件
錯誤に注目。制限行為能力者の保護者の権限・相手方の保護規定を確認する。
⬤債務不履行関係
損害賠償・解除・契約不適合責任・危険負担に注目。
⬤代理
自己契約と双方代理・無権代理の相手方の保護規定を確認する。
⬤時効
消滅時効の完成猶予・更新事由に注目。
⬤連帯債務・保証債務
1人に生じた事由の他人への影響に注目(絶対効・付従性)。
⬤不法行為
使用者責任・工作物責任に注目。
⬤物権変動
背信的悪意者・対抗問題についての判例の処理に注目。
⬤抵当権
物上代位・法定地上権・賃借権との関係・第三取得者の保護・根抵当権の5つを中心に確認する。
⬤相続
具体的相続分の計算方法・相続放棄と限定承認・遺言・遺留分を確認する。
⬤賃貸借
民法上の賃借権・借地権・借家権の相違点を確認する。定期建物賃貸借に注目。
⬤区分所有法
共用部分の管理方法・集会の招集手続・議決に必要な定足数の3つを中心に確認する。
⬤不動産登記法
共同申請の例外・土地の合筆の登記ができない場合・仮登記の3つを中心に確認する。


2.宅建業法
繰り返し出題されている事項が多いので、過去問を集中して解くことによって短期間での実力アップが見込める科目です。
⬤宅建業者・宅建士
免許の基準と登録の基準・業者名簿と資格登録簿を比較する。
⬤営業保証金・保証協会
①供託・②還付・③取戻しにおける両者の違いに注目。
⬤取引における諸規定
事務所と案内所に設置すべきもの・懲役刑のある義務規定に注目。
⬤媒介契約
専任媒介と専属専任媒介について、①有効期間・②報告の頻度・③レインズ登録期間を確認する。
⬤重要事項説明(35条書面)・37条書面
両者の相違点・売買と貸借で異なる事項に注目。
⬤8種規制
クーリングオフ・手付額の制限・手付金等の保全措置・賠償額の予定等の制限・自己所有でない物件の契約締結制限・契約不適合責任に関する特約の制限を確認する。
⬤報酬
報酬計算方法を確認する。空家の特例に注目。
⬤監督・罰則
処分権者・処分手続の流れを確認する。罰則は、一番重いものと軽いもの・懲役刑のあるものに注目。
⬤住宅瑕疵担保履行法
過去問で得た知識を確認する。基準日ごとの届出義務(新規契約締結の禁止)に注目。


3.法令上の制限
過去問のコピー&ペースト、用語の定義の出題が多くみられます。特に、数字と直後の文字(以下・未満など)は要注意です。
⬤都市計画法
「~地区」等の定義・適用対象地域に注目。開発許可の例外・許可申請手続を確認する。
⬤建築基準法
建築確認・単体規定・防火地域等に注目。用途制限・建蔽率の緩和・容積率の特例・斜線制限・日影規制を確認する。
⬤国土利用計画法
事後届出が必要となる面積・届出不要な取引(贈与・相続・時効取得など)を確認する。
⬤農地法
許可不要の例外・市街化区域内の特例に注目。
⬤土地区画整理法
建築行為等の規制・区画整理組合・仮換地の指定・換地処分に注目。
⬤宅地造成等規制法
宅地造成工事規制区域内の許可制(盛土等の宅地造成の規模)・届出制に注目。造成宅地防災区域内の造成宅地の所有者等の義務・保全勧告・改善命令も確認する。


4.税法・価格の評定・免除科目
何度も出題されていたり、常識的に考えて解ける問題もあるため、無理をせず、守りに徹しましょう。
⬤税法
過去問で得た知識を確認する。不動産取得税と固定資産税(どちらかが1問出題される)・各種の特例措置に注目。
⬤価格の評定
過去問で得た知識を確認する。鑑定評価の手法・公示価格の効力・地価公示の手続に注目。
⬤住宅金融支援機構
過去問で得た知識を確認する。機構の業務(証券化支援業務・直接融資業務)とフラット35の融資条件に注目。
⬤景表法・公正競争規約
広く浅く目を通して、違和感のあるものを覚える。
⬤統計
最新のデータを覚える。各項目の動向(増加か減少か・〇年ぶりか)に注目。
⬤土地・建物
過去問で得た知識を確認する。