【通関士】
TPP11が動き出す?その1



こんにちは!TAC通関士講座講師の星野敦です。
今年初めてのブログになります。
本年もよろしくお願いいたします。

今年は寒い日が続いていますね。
1月は、東京でも数年ぶりに雪が降り、
私の周囲ではインフルエンザが
流行しています(1月末現在)。
体調にはくれぐれもご注意ください。

さて、今回は先日合意に至った「TPP11」について
ふれたいと思います。

まず、TPPという用語についてふれましょう。
ここ数年、新聞やニュースで報道されてきましたので、
ご存知の方も多いと思います。

簡単に説明しますと、TPPは
「Trans Pacific Partnership」
の略称で、日本語では
「環太平洋経済連携協定」
といいます。

この協定は、太平洋を囲む国々の間で、
経済を自由化しようとするものです。
自由化の対象は、貿易、投資、知的財産権など
範囲は広いのですが、通関士に関係があるのは、
関税の撤廃です。
加盟国間で関税を撤廃し、関税というコストが
かからなくなれば、各国の輸入者にとっては
負担が少なくなり、もっと輸入しようと思うように
なりますから、貿易が拡大していく、というのが
各国の狙いなのです。

当初は、太平洋を囲む12か国(日本、米国、カナダ、
メキシコ、ペルー、チリ、豪州、ニュージーランド、
シンガポール、マレーシア、ベトナム、ブルネイ)が
締結に向けて話し合いを重ねました。

米国がオバマ大統領の時代、米国主導でTPPの話は
進められていき、ついに、2016年2月、12か国で
TPPの署名式がおこなわれました。
これで、いよいよTPPが動き出す、と思われた矢先、
予想もしない出来事が起こりました。(次回に続く)