【通関士】
本試験の科目別対策



こんにちは 。
TAC通関士講座 講師の井下 奈緒美です。

本試験願書の取寄せは済まされましたか?
願書受付期間が短い為、早めのご準備を。

さて、本試験の科目毎の合格基準点等に合わせての対策をお話しします。
今日は、法令科目である通関業法です。

1時間目の通関業法。
受験科目では1番易しく、合格基準点に満たないということは、まずないと
思います。
45点満点のうち、25点分も語群選択式(空欄穴埋め)が占めていますから、
この部分で満点(25点分)か、少なくとも8割(20点)は取れるようにしましょう。
6割の合格基準(27点)のうち、穴埋めでこれくらい得点すれば、他の形式での得点は
足りない点数を補うだけです。
語群選択式は、選ぶ語句が与えられており、5つの空欄に対して選択肢が
15個ですから、3分の1の確率であり、条文を丸暗記していなくても
前後の繋がりで正答を導きやすい形式です。

問題の中身でいうと、通関業法は条文数が少ない(45条まで)為、出題されない論点は
ないと言えます。
また、無関係の条文を組み合わせて、元々こういう規定がある、といったような
出題が結構あります。しっかり知識が固まっていれば、惑わされないと思いますが、
あやふやだと引っかかってしまいます。
どの論点からも出題されますが、特に通関業者の欠格事由は、通関士の確認拒否事由、
資格喪失と準用していきますから確実に覚えておいて下さいね。

最近の本試験問題から
「通関業法第38条(報告の徴取等)の規定に基づき税関職員が行う通関業者の業務に関する帳簿書類の検査を忌避し、罰金の刑に処せられた者であって、その刑の執行が終わった日から3年を経過しないものは、通関業の許可を受けることができない。」
→ ◯
 通関業法の規定に違反する行為をして罰金の刑に処せられた者であって、その刑の執
 行を終わり、又は執行を受けることがなくなった日から3年を経過しないものは、欠格
 事由に該当するので、通関業の許可を受けることができない(第6条第5号)。

特に難しい問題ではありませんが、この第38条自体があまり馴染みがないかなと
思い、載せてみました。
通関業法第38条違反は、50万円以下の罰金(第43条)の可能性がありますね。
欠格事由と、罰則の2つのテーマの復習になりますね。


では、また来週。