【通関士】
科目別対策 その2 関税法等



こんにちは 。
TAC通関士講座 講師の井下 奈緒美です。

本試験願書の取寄せは済まされましたか?
願書受付期間が短い為、早めのご準備を。

さて、前回に続いて、本試験の科目毎の合格基準点等に合わせて
の対策をお話しします。
今日は、「関税法等」です。

2時間目の「関税法等」は受験時間も100分と長く、
通関士試験の要になる法令科目です。

関税関係法令(関税法、関税定率法、関税暫定措置法)の他、
外国貿易法、コンテナ特例法、NACCS法などから出題されます。
出題形式は、前回の通関業法と同じですが、問題数が多くなります。

語群選択式は、通関業法と同じく5問です。
空欄がそれぞれ5つの25点配点ですから、この部分で満点か、少なくとも
8割(20点)取ることで、60点満点の6割、36点のラインの半分以上は
得点できます。
語群選択式の出題傾向ですが、最近は税法部分からの出題が多いようです。
(適用法令、納税義務者、税額の確定方式、法定納期限、付帯税など)
これらは他の形式でも頻出なので、きっちり知識を定着させて下さい。

輸出入してはならない貨物は毎年2問、不服申立ては、1問出題されます。
今後の答練や模試の受験で、わかってくると思いますが、
全ての項目から出題される通関業法に比べると、頻出のもの、
たまに出題されるもの、と区別できるようになりますので
力の入れ加減を考えて、ある程度絞って、学習できる科目です。

関税法等は、テーマによりますが、さらっと流したような学習では
身につかない科目です。
特に、輸出入してはならない貨物の認定手続や、不服申立てについては
場面(流れ)を押さえて読み込まないと、得点は難しいと思います。

本試験問題から

税関長は、不正競争防止法第2条第1項第10号(定義)に掲げる行為(同法第19条第1項第7号(適用除外等)に定める行為を除く。)を組成する物品の輸出差止申立てにおいて、必要があると認めるときは、当該物品が不正使用行為により生じたものであると認められるか否かについて、専門委員の意見を求めることができる。

→ ✖️ 税関長は、不正競争防止法に規定する営業秘密侵害品の輸出差止申立てにお い て、必要があると認めるときは、当該物品が技術上の秘密を使用する不正使用行為に より生じたものであると認められるか否かについて、経済産業大臣(「専門委員」では ない。)の意見を求めることができる。(関税法第69条の7第9項)