【通関士】2月1日に日本・EU経済連携協定発効



こんにちは!TAC通関士講座講師の星野敦です。

2月に入り、暖かくなったり、寒くなったり、
気温が上下する日が続いています。
インフルエンザもまだ流行中です。
皆様、体調を崩さぬよう、気をつけてくださいね。

さて、2月1日に、日本とEUの間の経済連携協定が発効しました。

経済連携協定(EPA=ECONOMIC PARTNERSHIP AGREEMENT)とは、
当事国の間で、モノについては関税を撤廃することにより
貿易を活性化し、モノ以外では投資や人の移動を自由化したりして、
経済関係を強化することを目的とする制度です。

今回の合意では、日本からEUに輸出する物品について、
代表的な品目をあげると、自動車の関税はEU側で8年目に撤廃、
日本酒については即時撤廃となりました。

EUから日本に輸入される物品については、
ワインの関税は日本側で即時撤廃、パスタやチーズ、チョコレートの
関税は段階的に下がるとのことです。

関税を支払うのは輸入者ですが、輸入者からみれば同じ物品でも
EUからの関税がその他の国からの関税より下がるのなら
EUから輸入しようという気になりますね。

今後、EU産のワイン、パスタ等の関税が下がることにより、
われわれ消費者が小売店で購入する価格が下がることが予想されます。
私はワイン、パスタ、チョコレートは大好きなので、
これはうれしいです!

実際に近所のイオンに行ったらワインが
「EPA締結記念セール」で10%値下げされていました!

さらにイタリア料理を食べにいったとき、今までより安く食事が
できるようになるかもしれません。これもうれしいです!

また、EU側で日本酒の関税が撤廃されたことで、
欧州で日本酒の輸入がしやすくなり(日本からみれば欧州への輸出がしやすくなり)、
日本酒の輸出のチャンスが増え、酒造業界が元気になることが期待できます。

今年の通関士試験では、この協定をテーマとした問題が、
出題されることになると予想されます。
詳細は法律改正点講義でお知らせしますね!