【通関士】
通関士の仕事はデスクワーク中心?営業やりたい自分には必要ない?



こんにちは!TAC通関士講座講師の星野敦です。

さて、通関士って具体的にどんな仕事をしているんですか?
デスクワーク中心なの?外出は多いの?
というようなご質問をよくいただきますので、
今回は、より具体的な仕事内容について書きたいと思います。

通関業者は貿易会社等から輸出入通関の依頼を受けますが、
中心業務である輸出入申告書の作成は、通関士だけではなく、
資格を持っていない者(従業者といいます。)もできます。

ただ、申告書を作成したらすぐに税関に提出できるわけではなく、
提出前に通関士が内容に間違いがないかどうかチェック(審査)し、
最後に通関士印を押します(記名押印)。
もっとも、今はほとんどコンピューターを使った申告で、
印鑑の代わりに通関士識別符号を使用します。
通関士は、作成もするし、審査や記名押印もします。
このように、仕事内容は、タイトルにも入れましたが、
デスクワーク中心です。

もちろん、一日中、机の前に座ってばかりではありません。
提出した申告書の内容について、税関から説明を求められれば
税関に出向くこともありますし、税関から検査時に
物品の説明を求められれば検査場所に
行くこともあります。
ただ、一日のうち書類作成に占める時間は多いといえますね。

このように言いますと、営業志望の方から、
「自分は営業向きで、営業の仕事をしたいのですが、
この資格はとってもムダですか?」
というご質問をいただきます。

結論を申しますと、通関業者で営業の仕事をする場合でも
通関士の資格は持っていたほうがいいです。
名刺に「通関士有資格者」とあると、依頼者の反応も違ってきます。
「今度こういう貨物を輸入するんだけど、関税を免税できますか?」
と依頼者が質問してきたりしますが、通関士資格を持っていれば、
当然受験の際に勉強しているので、このような質問には
すぐ答えられます。すると、お客様と早く信頼関係が築けるのです。

通関業者にお勤めされている方は、職種問わず、通関士を目指しましょう!