【通関士】
貨物分類は毎日少しずつ。



こんにちは。
TAC 通関士講座 講師の井下 奈緒美です。
最近は雨の日と晴れの日が交互にやってくるようで、
少しずつ春が近づいているのですね。

さて、前回少し触れた「貨物分類」についてお話ししましょう。
貨物分類とは「所属決定」「商品分類」「関税分類」「HS分類」
など、色々な呼び方があります。
関税法で学習された通り、輸出入する時に税関に申告をしますが、
申告書に貨物の統計品目番号を記載します。
その統計品目番号は10桁で表されます。
10桁の内、頭の二桁を「類」と呼び、1類から97類まであります。
輸出入しようとする貨物が関税率表(輸出の場合は輸出統計品目表)の
どの番号に該当するかを決めることが貨物分類です。
この貨物分類を誤ると、輸入の場合は税率が変わる事があるので、
正確に分類する事は、実務上、大変重要です。
通関士の試験においても、最重要とも言えます。

学習の仕方としては、先週お話しした関税法等のいわゆる法令科目とは
ちょっと違ってきます。
なぜこの類か?という理由付けが難しく、原則通りでない事も多いので
暗記の要素が強いのです。
ということは、一朝一夕の付け焼き刃では対応できず、時間をかけて
反復学習してほしいのです。
TACでは、入学された時点で「貨物分類暗記ノート」をお渡しして、
ミニテストでも範囲を決めて、出題しています。
1週間まとめてやる、という勉強は無理なので、「毎日」たとえ1ページ
でも、見る習慣をつけて下さい。

今までの合格者も、この貨物分類の重要性は身にしみてわかっているので、
単語カードを作って、寝る前にいつも見ていたとか、歌のようにして覚えた
など、それぞれ工夫されていました。

貨物分類ができるかどうかは本試験の合否に大きく関係してきます。

地道にコツコツと積み上げていって下さい。