【通関士】
課税価格の決定は合否を分ける!



こんにちは。
TAC通関士講座 講師の井下 奈緒美です。
連休が終わり、日常が戻ってきましたね。
私は連休中に、4月入学の方の連続講義があったので、毎日
会っていると、1週間ぶりにお会いする他のクラスの受講生とは
随分、間が開いたように感じました。

さてここからは昨年の11月、12月入学の受講生のクラスも
今年からの入学生も合流していよいよ「関税定率法」の講義が
始まります。
この法律は通関と関税と両方を学習してきた関税法と違って、
税の部分のみをより細かく学習していくことになります。
覚えることも多く、初めて学習する方がぶつかる1つ目の壁だと
思います。

まずは「課税価格の決定(関税評価)」から学習します。
関税法では少なかった通達がどんどん出てきます。
「課税価格の決定」の論点が本試験に占める割合は「関税法等」の科目
では2問ですが、「通関実務」においては16点分です。
45点満点のうち、こんなにたくさん出題されるということは、
通関士試験において、課税価格ができなければ合格は難しいという事ですね。

まずは基本のテキストで「現実支払価格」や「輸入取引」の意義を何回も
繰り返し、口に出して覚える努力をしましょう。
関税計算や附帯税の計算のように公式に当てはめて電卓を叩くという
単純なものではないので、時間はかかると思います。
もちろん、暗記の要素もありますが、それだけではないのが難しいところです。

この土台の部分が終わったら、計算対策や輸入申告書での課税価格という
いわゆる応用講義に進みます。
ここでは、やはり基本知識(土台)の有無が影響します。

関税法の復習もあって大変なこともよくわかりますが、
時間をかけて、確実に自分のものにしていきましょう。