【通関士】
通関士の勤務地は以前と変わってきた?



こんにちは。
TAC通関士講座の星野敦です。
6月も中旬になりましたが、先月後半から暑さが続いています。
このまま夏に突入してしまうのでしょうか?

さて、通関士は輸出入貨物の申告書を作成したり、審査・記名押印をした上、税関に提出する業務を行っています。
となると、働く場所は、港か空港になるんだろうな、
と思っている方は多いのではないかと思います。

以前は、まさにその通りで、通関士の勤務地は空港か港ばかりだったのです。

しかし、今、試しに求人サイトを見てみると・・・
首都圏の場合、勤務地は東京都内のいろんな場所にあることがわかります。
港区新橋、中央区東銀座、江東区木場、など。

港や空港から離れた場所で通関業務が行える理由は、NACCS(Nippon Automated Cargo & Port Consolidated Systemの略)と呼ばれる、通関の電子情報処理組織があるからです。

NACCSがない頃は申告書を紙で提出するしかなく、港や空港にある税関の近くに営業所を置くしかなかったのですが、現在はデータで提出すればよいので、離れた場所でも申告を行えるようになったのです。

ですので、東京に住んでいて、「成田や羽田には遠くて通えないなあ」という方でも、意外と通える地域に通関士として働ける場所があるのです。

いろいろ求人を検索してみてくださいね。

それから、通関業法の基本通達で、「在宅勤務」についての規定が設けられました。
これは、子育て、介護といった理由で、自宅での勤務の必要性が高まったことが背景にあり、通関士や通関従業者が自宅で通関業務に従事することを想定した規定で、その場合、自宅は通関業者の営業所とみなし、「営業所の新設の許可」は要しない、とするものです
(ただし、在宅勤務の開始の届出は必要)。

近い将来、NACCSのソフトをインストールしたパソコンを使用して、自宅で働ける日が来るかもしれませんね。