【通関士】
なぜ通関士を取得しようと思ったか



こんにちは!
TAC通関士講座の星野敦です。

まもなく6月も終わりですね。
早いもので、2019年が半分終わることになります。
時間の経過の早さに本当に驚かされます。

先日、講義が終わって質問にいらした受講生さん(女性)と雑談中に、お仕事について訊いてみたところ、その方は通関業者で営業をされているとのことでした。

もっと具体的に訊いてみると、新規のお客さんを獲得するという営業ではなく、既存のお客さんを回って通関の依頼をもらい、それをもとに通関士に申告書の作成を依頼するというお仕事だとのことでした。

新規営業より精神的に楽ではないか?と思われる方もいるかもしれませんが、実は通関士への依頼も大変なのです。

申告書の記載項目について、品目によっては、ほんとうに細かいところで統計品目番号や税率が変わります。
たとえば、ハンドバッグ一つとっても、

・材質が革製なのか、布製なのか、ビニール製なのか?
・もし革製なら、ワシントン条約に該当して輸入できない動物のものか?
・金メッキなどが留め金部分にあるか?

といった項目によって申告内容が変わるので、これらがわからないと、通関士は申告書を作成できないのです。

話をした受講生さんは、お客さんから「ハンドバッグの通関お願いね」とだけしか依頼されておらず、そのまま通関士に「ハンドバッグの申告書を作成してください」と依頼したところ、通関士から「それだけじゃ申告書はつくれないよ。実行関税率表(申告書の作成に必要な資料だと思ってください)を見て、申告書の作成に必要な情報は何なのか、勉強しなさい!」と叱責されたとのこと。

その後も、同じようなことがあって、それがショックで、通関士と対等な関係になるために、同じ知識レベルを目指し、通関士試験に合格しよう、と決意されたそうです。

そうした経験は、合格のための強いモチベーションになります。

通関士試験を受験する動機には、ほかにも、
試験に合格して資格手当をもらう、とか、
給与の高い通関業者に転職する、とか、
就活に活かす、とか、
いろいろあると思います。

この時期、予定通り勉強が進まず、
「もう試験に間に合わないかな・・・」
と弱気になる方が増えてきます。
大丈夫、まだ3ヶ月以上時間はあります。

悩んだときは、通関士をとろうと思った最初の動機を思い出し、目的達成のために、あきらめず、継続していきましょう!