【通関士】
通関実務攻略(2)申告書編



こんにちは!
TAC通関士講座の星野敦です。

8月中旬、お盆の時期になりましたね。
会社によってはこの時期休み、という方もおられると思います。

ただ、世間はお休みでも、通関士の受験生にとっては、ゆっくりはできません。本試験終了後にゆっくり過ごすことをイメージして、今は本試験に向けてがんばっていきましょう!

さて、今回は、通関実務のうち、申告書問題の対策について書きたいと思います。

申告書は、本試験では通関実務科目において、輸出申告書1問(配点5点)、輸入申告書1問(配点15点)出題されます。
通関実務科目の配点は45点であり、そのうち20点を申告書が占めます。
また、合格のために各科目で一定の得点(例年60%以上)をとる必要があり、通関実務では27点以上取る必要があるので、申告書は無視できない分野なのです。


(1) 輸出申告書


統計品目番号を5個、解答します。1個1点です。
全問正解を目指しましょう。

(2) 輸入申告書


品目番号と課税価格を5個ずつ解答します。
品目番号は1個1点、課税価格は1個2点です。

品目番号の解答の際、貨物分類の知識があると有利です。
たとえば、2014年の輸入申告書の問題では、「水煮した甲殻類」について、「殻付き」なら3類、殻を取り除けば16類、という知識をもっていれば、自信をもって解答できます。

課税価格については、前回のブログでふれた、関税定率法の「課税価格の決定」で学習した、現実支払価格、控除費用、加算要素、といった知識が必要です。

品国番号、課税価格とも確実に正解を目指しましょう。

問題を解く際、一番重視したいのは、輸出も輸入も正しい統計品目番号を解答できるかです。
次に重視すべきは、輸入申告書で課税価格の計算を正しく計算できるかです。
最初のうちは、時間を気にせずに解き、間違っていたら、なぜ間違ったのかをしっかり検討しましょう。

その上で、模試や答練の時期になったら時間をはかって解きましょう。
最初は解答に時間がかかるかと思いますが、慣れてくれば、昨年の本試験問題なら、輸出は15分程度、輸入は20~25分程度で解けるようになりますよ。
がんばってくださいね!