【通関士】
考える力が大切



こんにちは。
TAC通関士講座 講師の井下奈緒美です。

さてそろそろ、通常の生活が戻って来た頃と思いますが、
受験勉強も慣れてきましたか?

法律系の勉強にはもちろん、暗記も大切です。
理解はできていなくても、答を覚えるというやり方で
得点できることもあるでしょう。
しかし、全てがそれでは、やはり合格は難しいでしょう。
幸い、まだ焦らずとも時間はありますので、なるべく自分の頭で
考えて、答を出す練習をしましょう。

講義で講師から、こういう趣旨で、とかこういう背景で、と
聞いた事で納得できればその覚え方でいいですし、自分は違う
考え方で、この答を出した、という事でもいいのです。
思考経路を問う試験ではありませんので。

正しい答を自分で導き出す訓練が大事です。
今は自分で考えなくても、すぐに答が出るような環境にあって、
随分と便利になりました。
自身もわからない言葉が出てくると、タブレットで調べることは
すぐできるのですが、またすぐに忘れてしまいます。
受け身ばかりの生活は危険ですね。

何十年ぶりかで漢検準1級を受検しようと、問題集を見て愕然。。
読めない、書けない、、。
四字熟語はやっぱり紙の辞書を購入しました。引いたところに
マーカーで印を付けても、何回も見直さないと忘れています。


そういう生活に逆行して、本試験では、初見で自力で考える問題が増えていきます。
通関実務以外の法律系の科目では、その場で考えるということはあまりないと
思いますが、例えば、穴埋め問題(語群選択式)では、暗記もあるけれど、
その場で文意から考える、前後の言葉から繋げるという基本の国語力で
得点できる問題もあります。

そういう力は一朝一夕では身につかないので、
時間がかかっても自分で考えて解く練習を積み重ねて下さい。
答だけ単発で覚えても、本試験で緊張して抜けてしまっては
何の役にも立ちません。
一生懸命、自力で考える習慣をつけている人は想像力も養われるし、
こうだから、こうで。。と答に辿り着けます。

そういう知識は一生身につきますので、必ず、役立ちますよ。
では、また来週。