【通関士】
中国の春節休暇延長で通関士はさらに忙しくなる?



こんにちは!TAC通関士講座講師の星野敦です。

新型コロナウィルスの猛威は、このブログを書いている
2月4日の時点で全く衰えません。
2月4日時点で、中国での感染者は2万人を超え、
死者は400人を超えました。

中国では毎年1月下旬から2月上旬にかけては春節(旧正月)の時期で、
何億人もの人が国内や海外に大移動します。
しかし、コロナウィルスの感染拡大で移動ができなくなり、
人気の海外旅行先である日本にも旅行者が来なくなりました。
この状況を考えると、仕方ないことだと思います。

そして、中国政府は、感染の拡大を防ぐため、
中国の企業に操業再開の一週間程度の延長を求めています。
通常だと2月1週目には中国の企業の春節休みが明けるのですが、
そうすると2月2週目に中国の企業が操業を再開することになりそうです。

通関業者の方に訊くと、毎年春節の前後は
中国側の会社が日本側に急ぎの対応を求めるため
かなり忙しいそうです。
「春節前に輸出しろ」とか「春節が終わったから日本に輸出した。
日本側が急いでいるからすぐ輸入通関してほしい」などです。

一方で春節期間中は、中国側がお休みなので貨物が来ず、
かなりヒマだそうです。

本来は2月第1週の春節明けが忙しくなるはずでしたが、
それが一週間後ろにずれそうだとのことで、そうすると2月第2週が
一番忙しくなっているのかもしれません。
通常一週間の休みが二週間になれば、その分、
休み明けの仕事の量は増えます。

私が通関の仕事をしていた頃は米国が最大の貿易相手国で、
中国関係の通関は多くはなかったのですが、今は中国が
日本の最大の貿易相手国なので、春節の影響は大きいですね。

通関や貿易のお仕事をされている方は、
ウィルス感染に気をつけ、この忙しい時期を乗り切ってください!