【通関士】
英国が1月末にEU離脱



こんにちは!TAC通関士講座講師の星野敦です。

毎回、新型コロナウィルスについて書いていますが、
どんどん状況が悪化しています。

このブログを書いている2月11日時点で、
中国でのウィルスによる死者はついに1,000人を超えました。
日本の大手自動車メーカーでは、中国での工場の操業が再開できないので、
部品が調達できず、日本国内の工場の操業を停止することになり、
貿易への影響も出始めました。
今後が心配ですね。

さて、1月末をもって、英国がEUを離脱しました。
EU離脱の直接の原因は、移民問題だと言われていますが、
英国は19世紀まで世界のトップであった国であり、
そんな国がEUの官僚たちが決めた規制に従うことは
プライドが許さなかったのでは?とも言われているようです。

この離脱により、日本とEUとの間で締結された
経済連携協定(EU協定)が英国を原産地とする物品に
適用できなくなるのでは?という心配がありますが、
2020年内は「移行期間」ということで、
従来通り、英国産の物品にもEU協定税率は適用されます。

手続において変更がなければ、今年の通関士試験において、
英国のEU離脱関連の出題はないと思われます。

ただ、2021年からは英国産品はEU協定税率の適用外になります。
それまでに、英国が単独で日本と経済連携協定を締結するという話のほか、
英国が環太平洋経済連携協定(TPP11)に加入するという話もあり、
どうなるのか注目ですね。