【通関士】
「その他のその他」って!?



 こんにちは。
 TAC通関士講座 講師の井下奈緒美です。
 この原稿を書いているのは2月下旬ですが、
 毎日のように、新型肺炎のニュースが流れています。
 色々な所に影響が出て、皆様の仕事面でもそうだと思うので、
 一刻も早く落ち着いて欲しいと、心から願っています。
 自身も、仕事以外での外出はほとんどキャンセルしました。
 自分にできることから、感染拡大を抑制するしかありませんね。

 さて、今日は新聞で見かけた記事から。(2020年2月9日付)
 「農産物の輸出額が7年連続で増えた」という農水省の発表について、
 牛肉や乳製品、米が前年に比べて2割以上伸びた、ということなのですが、
 農産物輸出入という収支で見れば、輸出額は輸入額の1割に満たないとの
 こと。
 更に、興味深かったのは、この発表に登場しない農産物の品目は、
 「各種の調製食料品のその他のその他」というコードに含まれる食品
 であるという点です。 (統計品目番号 2106・90)
 農産物全体の増加額の半分はこのコードに属する食品であるということ。

 いわゆるバスケットカテゴリー的な「その他のその他の。。」
 という品目に分類されるものはたくさんあるのでしょうね。

 何類であっても、試験に出題される時は、なるべく「その他のその他」
 に分類する様な品物ではなく、きっちりと名前がついた品物で、
 受験生が添付資料や明確な根拠に基づいて、分類できるものにして
 もらいたいと願います。

 では、また来週。