【通関士】
「捨てていい分野」はあるか?



こんにちは!TAC通関士講座講師の星野敦です。

6月も終わろうとしており、いよいよ7月に突入ですね。
例年通りであれば、7月1日に今年の通関士試験の概要が発表される予定です。

7月に入ると、少しずつ、直前期の雰囲気になってきますが、
焦らず、通関実務の講座が始まるまでには問題集で法律系科目の
正解率を上げていきたいですね。

さて、通関士の出題範囲で、「捨てていい分野」
というのはあるのでしょうか?

答えは、あります!

もちろん、本来は講義で扱う分野については、テキストを読み、
問題を解く、という作業を一通りやっていただきたいのですが、
「十分な勉強時間が取れない方」は、以下の分野は思い切って
捨てる方が得策です。

1.通関業法と関税法等の罰則
 罰則は、通関業法・関税法等とも、毎年のように出題されています。
とはいっても、内容は細かく、得点できるようにおさえるには
時間を要し、その一方で出題されても1問で配点が小さいので、
がんばっても報われない分野です。

2.ATA特例法、コンテナー特例法
この2つは、そもそも毎年出題されるわけではなく、
今年出るかは微妙です・・・。

3・特殊関税
これも、毎年出題されているわけではありません。

以上は捨ててよいでしょう。

「もっと捨てられる分野はないの?」
と思った方、もう一つあります。

4・外為法
 えっ?と思われた方がいらっしゃるかもしれませんが、
2018/6/11のブログで書きましたとおり、
内容がほんとうに細かい割に2問しか出題されないので、
○×式についてはいっそのこと捨ててしまうのも一つの方法です。
ただ、語群選択対策だけはしておきます。この形式で出題されると
配点が大きい(5点)からです。

さて、お気づきになったかもしれませんが、
以上にあげたのは「関税定率法等」が中心です。
関税法の中では捨てていい分野はありません。

関税法(罰則以外)は通関士試験の屋台骨の部分なので、そちらは
腹をくくってすべての単元をしっかりおさえましょう。

あと、以上にあげた分野を捨てて、不合格になったら
どうしてくれるんだ?と思った方がおられるかもしれませんね。

もしも、それで不合格になったとしたら、
その原因は上記の分野を捨てたからではなく、
関税法が基礎ができておらず得点できなかったか、
通関実務で失敗してしまったか、のどちらかです。

そうならないよう、通関実務は7月以降に実戦力を鍛えるとして、
関税法は今のうちに基礎をしっかり固めておきましょう。