【通関士】
貨物分類の知識はとても重要!



こんにちは!TAC通関士講座講師の星野敦です。

通関士試験の通関実務科目では、毎年、
貨物(品物)の知識を問う問題が数問出題されます。
そして、それに正解することが合格のため
とても重要なのです。

なぜ品物の知識を問う問題が出題されるのでしょうか?

通関士は実務において、さまざまな品物についての輸出入申告書を作成します。
輸出入申告書には、品名、合計価格、個数などさまざまな
情報を記載しますが、特に重要なのが、10ケタの品目番号です。

すべての品物(例外はありますが)には10ケタの品目番号が存在し、
それを申告書作成の際、記載しなければなりません。

これは、政府が貿易統計を作成するために必要な情報です。
よく経済ニュースで、「昨年度の自動車の輸出の金額が
前年度より○○%増えた」などと報道されますが、
あれは通関士が毎日申告書に記載している品目番号について、
政府が統計処理をして、発表しています。

その品目番号は、作成者が、輸入であれば「実行関税率表」という分厚い書籍を
めくりながら、申告書に記載する10ケタの品目番号や
関税率を調べます。

実行関税率表では、すべての品物は97の「類」というグループに分かれて
記載されていますが、
通関士としては、スピーディーに、確実に探せるように、
主要な品目についてはどのグループに所属しているのか、
知っておきなさい、ということなんでしょう、
これが毎年出題されています。

今年は〇×式で3問出題されましたが、この知識は
輸出申告書・輸入申告書の問題を解く際にも
活きてきます。
貨物分類の知識があると、申告書作成の
スピードは上がります。

今年の本試験で貨物分類の問題
(通関実務第4問、第15問、第16問)を
間違えてしまった方は、
この知識は短期間で押さえるのは大変なため、
早い時期から少しずつ、慣れながら覚えていくのが
おすすめです。

ちなみに、TACでは申し込みと同時に
「貨物分類暗記ノート」が渡され、
毎回の講義時に行われるミニテストで
範囲を決めて出題します。

来年受験を考えている方は、少しずつ、取り組んでいきましょう!