【通関士】
過去問題集を徹底的に
使いこなしましょう!
こんにちは!TAC通関士講座講師の星野敦です。
今回は、過去問題集について書きたいと思います。
TACからは、「通関士過去問スピードマスター」という過去問題集が
出版されています。
過去の本試験で出題された問題を肢別にして掲載しています。
本試験の○×式問題は、選択肢は5個あるのですが、
形式が二つに分かれます。
一つは、「次の記述のうち、正しいものはどれか。すべてを選びなさい。」
という、複数選択式という形式。
もう一つは、「次の記述のうち、正しいもの(または誤っているもの)はどれか。
一つを選びなさい。なお、正しいもの(または誤っているもの)が
ない場合には「0」をマークしなさい。」
という、択一式という形式です。
複数選択式はもちろん、択一式も、該当する肢がないこともあるので、
選択肢の一つ一つについて、
正確な知識がないと正解できないのです。
そこで、TACの過去問題集では、形式を肢別にしてあります。
肢一つ一つについて、
「これはこういう理由で×なんだな」と
判断して正解できるようになることを目標としましょう。
問題集について、使い方の参考になる情報を、
2019年2月4日のブログに掲載してありますので、
参考にしてください。
https://houritsu.tac-school.co.jp/blog/tukan/1902040132.html
さて、問題集は、講義の範囲に合わせて、
どんどん解いていきましょう。
何年か前、6月ぐらいになって、質問にいらした受講生さんが
「講義の進度に合せて解きなさい、と言われたけど、
正解が少ないと自信をなくしてしまいます。
まだすべて正解できる自信がないので、
問題集には手をつけていません」
とおっしゃっていて、びっくりしたことがあります。
合格者の方でも、初めて過去問を解いたときは正答率は低いものです。
正答率は半分以下だった、という方のほうが
むしろ多いぐらいです。
ですので、自信をなくす必要は全くありません。
本試験までに過去問を5巡させ、
本試験で同じ内容が出題されたら正解すればいいのです。
間違えたら必ずテキストに戻り、確認し、
納得することが重要です。
間違いをおそれず、どんどん問題を解いていきましょう!