【通関士】
貨物分類



こんにちは。
TAC 通関士講座 講師の井下 奈緒美です。
あっという間に今年も桜の季節が巡ってきました。
昨年のこの時期はコロナで大変でしたね。
今年もまだまだ油断はできませんが、
春が近づくと、ちょっとウキウキしてきます。

さて、これまでもお話した事はあるのですが、
「貨物分類」についてのお話です。
貨物分類とは「所属決定」「商品分類」「関税分類」「HS分類」
など、色々な呼び方があります。
関税法で学習された通り、輸出入する時に税関に申告をしますが、
申告書に貨物の統計品目番号を記載します。
その統計品目番号は10桁で成り立っています。
10桁の内、頭の2桁を「類」と呼び、1類から97類まであります。
輸出入しようとする貨物が関税率表(輸出の場合は輸出統計品目表)の
どの番号に該当するかを決めることが、貨物分類です。
この貨物分類を誤ると、輸入の場合は税率が変わる事があるので、納付
する関税額が不足する事もあり得ます。

正確に分類できる事は、実務上も大変重要です。
通関士の試験においても、合否を分けます。

学習の仕方としては、関税法等のいわゆる法令科目とは
ちょっと違ってきます。
なぜこの類か?という理由付けが難しいものもあって、
原則通りでない事も多いので、暗記の要素が強いのです。
ということは、一朝一夕の付け焼き刃では対応できないので、時間をかけて
反復学習してほしいのです。
TACでは、入学された時点で「貨物分類暗記ノート」をお渡しして、
ミニテストでも範囲を決めて、出題しています。
1週間まとめてやる、という勉強は無理なので、「毎日」たとえ1ページ
でも構わないので、見る習慣をつけて下さい。

AからCまでのランク付けをしているので、
優先順位をつけて学習して下さい。

また、類同士の関係性があるところは、
同時に複数の類を見ることや
部注、類注があるところは、細かい数字などは覚えられなくても
この部や類には注があるという知識があれば、
本試験の際に役立ちます。
入学の時期によって、分類の講義の時期は異なっていますが、
「貨物分類暗記ノート」を使って毎日、コツコツ少しずつでも続けて下さいね。