【通関士】
関税法等、忘れていませんか?



こんにちは!TAC通関士講座講師の星野敦です。

8月も中盤に入り、お盆の時期がやってきました。
勉強されている皆様の中には、お盆の時期に
お休みが取れる方もいらっしゃると思います。
社会人の方は、お休みを有効に活用しましょう。

ちなみに、夏休みをずらしてとれる方は、
通関士試験の超直前期である9月末に
まとめてとる、という方法もあります。

以前、9月の最終週に夏休みを一週間とり、
その間はホテルに一週間ずっと籠もって勉強する、という方も
おられました。
かなり極端な事例ですが、集中して勉強できそうですね。

ただ、勉強し過ぎで倒れたり、病気になったら本末転倒ですので、
うまく気分転換をしながら、
1分余裕ができたらテキストに目を通したり、
問題を解いたりして、時間を有効に活用しましょう。

さて、今の時期は多くの方が通関実務(申告書、計算、貨物分類等)を
中心に勉強されていること思います。
それは正しいのですが、週に1日~2日は関税法等、通関業法の
対策もしましょう。
法律系科目は、数日テキストを読まないでいるとかなりのことを忘れていきます。
そこで、週に1日または2日と決めて、法律系科目を勉強する日を設けましょう。

勉強時間の割合をざっくり言いますと、
法律系科目に自信があり、あとは通関実務だけ不安、という方は、
一週間の勉強時間のうち、
通関実務6割、関税法等3割、通関業法1割、
ぐらいの比率で勉強するのがよいでしょう。

通関実務と関税法等、両方に不安がある方は、
通関実務5割、関税法等4割、通関業法1割、
ぐらいがおすすめです。

通関士試験は、3科目とも合格ライン(例年原則60%以上の得点)を
クリアせねばなりません。
不合格になった方で一番多いパターンは、通関実務で合格ラインに達しなかった
というものですが、実は、通関実務は合格ラインに達したが、
関税法等で達しなかったという方も多いのです。

たとえると、この試験は、通関業法、関税法等、通関実務という
3つの皿を同時に回す皿回しのようなものです。
3つの皿がすべて回っている状態で本試験の日を迎える必要があります。

どの皿も一定以上の速度で回るよう注意を払い、
回転速度が落ちてきた皿は力を入れて回していく必要があります。
どれか一つの皿を放置すると回転が止まり、皿は落ちて割れてしまいます。
そうならないよう、定期的にすべての科目を巡回していきましょう。

暑い日が続きますが、体調に気を付けて、がんばってくださいね!