【通関士】
忘れてしまうことを恐れないで!



こんにちは!TAC通関士講座講師の星野敦です。

4月も、もう終わろうとしています。
TACの教室生のかたは、
関税法が終わり、次の科目にさしかかる頃かと思います。

この時期になると、チューターさんに、

「関税法の最初のほうの学習内容を忘れてしまっています。
これからまだまだ新しいことを勉強するのに、これでは心配です。
どうしたらよいでしょうか?」

といったご質問をいただきます。

たしかに、関税法は勉強量が多い科目で、
私もそれはよくわかります。

また、総合本科生Sのかたは、昨年11月から通関業法を
勉強をスタートしていて、通関業法を忘れてしまっている、
と不安になっているかもしれませんね。

まず、人間は覚えたことを忘れて当然なのです。

「エビングハウスの忘却曲線」というものがあります。
これは、ドイツの実験心理学者エビングハウスが、
人は記憶したことをどのくらいのスピードで忘れていくか
(もう一度覚えるのにどれだけの労力が必要か)という実験を行なったもので、
その結果をグラフに表しています。
これによれば、1時間後にはだいたい50%を忘れる、
24時間後には約70%、1ヵ月後には、約80%を忘れている、
という結果になっています。

忘れるのは仕方がないことです。
そこで、これを前提に勉強を進めていく必要があります。

どうしたらよいか?

なんといっても、繰り返しが重要です。
何度も繰り返すことで、脳の海馬が「これは重要な情報なんだ」
と判断するのだそうです。

また、繰り返すタイミングも重要で、
たとえば、学習してから1時間後、1日後、1週間後、1ヶ月後、2ヶ月後と、
徐々に間隔をあけて復習を行うのがよいとされています。

そうはいっても、社会人のかたはこの通りにいかないかもしれませんが、
できる限り参考にしていただくとよいでしょう。

忘れることを恐れず、この後の勉強も、がんばってくださいね!