【通関士】
輸出通関
こんにちは。
TAC通関士講座 講師の井下奈緒美です。
今年は桜の開花も早いのでしょうか。
よい季節がやってきましたね。
花粉症の方は辛い時期でしょうか。
さて、教室ではまだ関税法の講義が続いています。
今回も間違いやすい箇所などについて具体的に触れていきます。
輸出通関の学習に入りました。輸入と比較して
違う部分を覚えましょう。
更に輸出入ともに原則の通関と特例(AEO)との違いも
明確に。
AEOの事業者はこの先も学習します。
あまり細かくAEO同士の違いをテキストで詰めるのも、出題頻度から
考えると効率的ではないので、
過去問で対応されるのがよいと思います。
積戻しは、原則は輸出通関の規定を準用していますが、例外もあります。
この論点は毎年のように出題されますが、準用するとはつまり、
どういうことか、自分で言い換えができるように復習してください。
言葉のみが一人歩きして、中身がついてこなければ、違う方向から
問われた時に、正解できないことがあります。
輸出通関の特例には3つの形があります。
それぞれの申告を
特定輸出申告、特定委託輸出申告、特定製造貨物輸出申告
と呼びます。
そして、上記の申告によって許可を受けた貨物には
「特例輸出貨物」という総称があります。
ちょっとややこしいですが、テキストで復習する際に
確認しながら読んでください。
自分のテキストは自分さえわかればよいので、
自分の言葉で書き込みされることをおすすめします。